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声のした方を向くと、東堂尽八がキラキラオーラを放ちながらやって来た。部員が一斉に東堂目掛けて挨拶をする。
彼を見ると、未悠の表情は少女漫画の主人公みたいな、恋する乙女のようになった。
その表情の変化に気づいたものはいない。
レイ「尽八うるさいよ。今日は1年が部活見学に来てるんだから大人しくして?なんか私が恥ずかしくなるし。」
東堂の後に続き、未悠曰く綺麗で可愛い先輩、レイが入って来た。レイの後には部活見学に来た1年男子が十何人かついて来ている。
レイは未悠に気付くと、未悠の周りにいた部員達を押しのけて、未悠の目の前にきた。癖のある香水なんかじゃなく、柔らかくて優しい、柔軟剤のいい香りが辺りに漂う。
未悠(わー、まつ毛なっが!目でか!それにしてもめっちゃ肌綺麗だなぁ〜)
レイ「マネージャー志望の1年生?…あ私、天龍レイって言うの。この部活のマネージャー。えっと、貴方は…」
未悠「未悠ですっ、黒瀬未悠!マネージャー志望です!」
未悠の喋りがあまりにも勢いがすごかったので、周りにいる部員達は思わず笑ってしまった。反射的に未悠は顔を赤くする。
彼女の幼さに母性でもくすぐられたのか、レイは未悠の頭をよしよしと撫でていた。(この話に出てくる人達頭撫でるの好きじゃね?)
レイ「じゃ、今日はそこのベンチにでも座って見学しておいて。何かあったら呼んでね。」
未悠「あ、ハイ。ありがとうございますっ!」
妹でも出来たような気分だった。
レイは嬉しそうに、少し遠くから未悠を眺めていた。
東堂「レイ、あの子はなんだ?オレのファンか?」
さっきまで1年男子の相手をしていた東堂が、背後からレイの髪の毛をバイ○○マンみたいにしたり、お団子を作ったりして遊びながら訪ねてきた。
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もち米太郎(プロフ) - しおらんさん» コメントありがとうございます!!東堂めっちゃ好きで勢いで作っちゃいました笑行き当たりばったりの思いつきの話なので本当文才ないですけど今後も頑張りますんで今後もよろしくお願いします! (2018年9月11日 6時) (レス) id: 498205eb8a (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く面白いです!荒北も好きだけど東堂かっこいいです!早くくっついてほしい!これからハラハラしそうな予感ですが続き楽しみです!頑張って下さい! (2018年9月10日 13時) (レス) id: 097333551a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もち米 | 作成日時:2018年8月13日 18時