♭個性：22 ページ27
「やったよ神無月さん！大縄跳びは１位だったよ！！」
「おお…頑張った甲斐があった…」
３分間の練習を終えて本番。
私のクラスは皆が仲良く息もピッタリだったので、クラスぶっちぎりでトップに出た。
「あれ、爆豪くんのクラスは一番下だ」
「みたいだね。アレ見てみなよ、爆豪の奴イラついてオーラが黒い」
「うわぁ…爆豪くん、順位とか拘るから悔しいのかもね」
「ハッ、ざまあ」
「神無月さん、爆豪くんに恨みでもあるの？」
恨みはない。けど爆豪のドヤ顔を消せたことに気分がいい。
まあ大縄跳びはビリだったとしても総合点数は爆豪のクラスが一番いい。ほとんど爆豪の活躍があってこそだけど。
そういえば緑谷はリレーでも結構いい順位を残していた。もしかしてトレーニングの成果が少し出てるのかも。応援してる身としてはとても嬉しい。
『この後、昼食の時間になります。午後の競技開始時間は◯時から始めますので、時間に遅れないようお願い致します』
「あ、ご飯の時間か〜。じゃあ私は親を待たせてるから！」
「あ、うん。また後でね」
そう言って狐村さんは親御さんのいるテントに向かって行った。
私も今日は珍しく両親が揃っている。父も今日の体育祭を見るために休暇を取ってくれたらしい。お腹も空いてるので、朝教えてもらったテントに向かった。
＊
「今日ははりきって作っちゃったわ！」
「おお、いつもより豪華」
「母さんの作る料理はどれも美味いからな」
「もうアナタ！そんな褒めないで〜！」
母は頬を赤く染めて照れている。
最初に言っておくが私の両親はバカップルというほどベタベタしていない。母はハートをたくさん飛ばしているが、父は軽く受け止めている程度。だからと言って蔑ろにしている訳ではない。多分恋愛面に対して(いい意味で)さっぱりとした性格なんだと思う。
私の性格は多分、父親譲りなのかもと思ったりしている。私の方が何倍も酷いけど。母親のようにあんなハート飛ばすなんて私には出来ない。
「そういえば今日は女の子と一緒に喋ってたな。仲良いのかい？」
「狐村さんのことかな…。クラスが一緒でね。多分女子の中では話しやすいと思う」
「未来から友達の話とか聞かないからちょっと心配してたけど…安心したわ」
と言っても、男子の関わりの方が多いような気がする。…いや、気がするじゃないな。
緑谷、爆豪、あと最近話したといえば切島か。
…ほぼ男子だわ。
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空乃(プロフ) - 藍さん» ご指摘ありがとうございます！すぐに修正します！ (2017年3月7日 21時) (
レス) id: 7c0d9e76df (このIDを非表示/違反報告)
藍 - かっちゃんの「かつき」の『き』漢字が違いますよー (2017年3月6日 20時) (レス) id: 97e3d67abe (このIDを非表示/違反報告)
空乃(プロフ) - 日飫さん» 申し訳ありません。すぐに直します。忠告ありがとうございます。 (2017年2月19日 16時) (レス) id: 7c0d9e76df (このIDを非表示/違反報告)
日飫(プロフ) - オリジナル作品ではないため、オリジナルのフラグ外してください。違反になってしまいますので。お願いします。 (2017年2月19日 14時) (レス) id: 8d4cf36704 (このIDを非表示/違反報告)
空乃(プロフ) - 柚子さん» 柚子様ありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願い致します！ (2017年2月18日 18時) (レス) id: 7c0d9e76df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空乃 | 作成日時：2017年2月11日 0時
