検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:542 hit

ブラック ページ5

「え?……え?ちょっと??!
「おい?!
「は?お前っ?!
「んっと……ぇ?先……輩ツ……?
「「「「「「李夏(りか)あツ!!!!!!」」」」」」

琉球々丘 李夏、享年十二歳。
李夏は若くしてこの世を去った。
容姿端麗成績優秀、口癖は
「私がやらなきゃ、ね」
という、なんとも献身的な少女だった。

死亡原因は自害。
同じクラスの女子榊原はるかによるいじめの、
彼女にできる限りの、その代償である。


そもそも転校生、だった。
琉球々丘李夏という人間は。
転勤族の家庭に生まれ、その上父親がイギリス人、母親が日本人のハーフ。
家事が得意で、スポーツはなんでも卒なく熟す。

嫌われないわけが、見つからないだろう。

もしかしたら、私達に好かれたのが運の尽きだった。

とか

そもそも私達がいじめてしまっていたのかもしれない

だとか。


総てが謎だ。





そして。









彼女が最期に口にした言葉。
それは









「「大好きだったのに」」









一つの謎を遺し、彼女は独り、暗闇へと消えた

すぎて→←ライフは



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.8/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:オリジナル , シリアス   
作品ジャンル:ラブコメ, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:海老原 | 作成日時:2019年11月19日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。