イケメン君に【されてみた】 (ページ1)

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やはりページ1

私のクラス。
青葉市立第弐中学校一年A組。
そこにはイケメンが三人居る。
一人目が“観賞用キャビア”こと、花ヶ崎(はながさき)龍(りゅう)
二人目が“歩くダイヤモンド”こと八城(やしろ)秀(しゅう)
三人目は……ええと…
言いにくいが、“Sみかん”こと菊沢(きくさわ)怜(れい)
その三人は幼馴染同士で、一部女子から定評のある仲良しっぷりなのだが、私というこの女、
天命で、この三人の幼馴染、と命じられてしまったのである。

「おいA！連れション行くぞ！」

と、言われることが日常茶飯事であり

「俺とヤらない？そこのかわいい子猫ちゃん」

などと言われることもしばしばであったりなかったり。

とにかく騒がしいのだ。一年A組というクラスは。

そしてこれは、その“騒がしいクラス”に在籍する、私の、ただの備忘録である事を

肝に命じておいて欲しいような、気がする。