8話 ページ15
クウカ「Aちゃん、ジンペイ君、例の言葉を!」
『了解!猫に……え?』
私が驚きの声を漏らすのも無理も無い
なぜなら、ミケッティオの姿が見えないのだから
ジンペイ「あれ…?どこ行った?」
ジンペイ君が不思議に思っていると
突然、ガシャンッッ!!と鈍い音が頭上から聞こえ、
上を見ると、ミケッティオの拳がモノレールの天井に穴を開けていたのだ!
ミケッティオ「フンッ!!」
更に連続で、拳は天井に無数の穴を開け、ひたすらに攻撃してくる
『モノレールを壊す気なの!?;』
クウカ「まずい!このままじゃ脱線して海に落ちちゃう!」
『こうなったら!』
覚悟を決めて私はジンペイ君と一緒に共に、ミケッティオがいるモノレールの上へとよじ登った
ジンペイ「やいやいやい、調子に乗るなよ!俺たちには必殺の言葉が____」
カチャン
『か、カチャン……?;』
何かが落ちる音がして、首輪がモノレールの上に転がった
私は嫌な予感がしてミケッティオを見てみると……
首に首輪が付いてなかったのだ!
ジンペイ・私「『あ;』」
ミケッティオ「おやおや、外れちまったよ」
ジンペイ「ヤベぇ〜!!;」
『嘘でしょ〜!?!;』
この危機的な状況にジンペイ君と私はパニック状態に
ミケッティオ「終わりだな
まとめて、死ねぇぇぇえっ!!」
ミケッティオの鋭い爪が私達2人に襲い掛かる____が
ミケッティオの体が急に、バケーラ、ゴロミ、ブルポンの3匹となり、
私達の横を通り過ぎて、背後に行った瞬間にミケッティオへと戻る
ジンペイ「なんだ…?今の……」
『みんなのおかげで助かった……!』
バケーラ、ゴロミ、ブルポンの3匹に私は深く感謝した
ミケッティオ「ぐぅ…!!忌まわしいパーツどもめ!」
諦めずに抗い、体から出てくるバケーラ達をビシバシと殴りまくるミケッティオ
《まもなく、砂漠近く駅、砂漠近く駅》
私の耳に、モノレールのアナウンスの声が聞こえてくる
コマ「ジンペイ君!早くここで降りよう!」
ジンペイ「分かった!行くぞ!」
『うん!』
ジンペイ君は落ちている首輪を拾い上げ、私達と一緒にモノレールから急いで降りて逃げる
ジンペイ「こっちだ!」
階段を下り、右に曲がった途端に真横にあった建物がドォォォォンッ!!と音を立てて、破壊された
『(本当ににしつこいな…!;)』
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ルリ - 良かったです!ぜひ短編集…作りませんか…? (2022年5月23日 3時) (レス) id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
ミコミコ - y学園大好きの我から言わせていただくと、神作です! これからも頑張ってください! (2021年12月8日 17時) (レス) @page46 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年11月23日 3時