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6話 ページ13

クウカ先輩は簡単に首輪の説明をしてくれて、私は一度頷くとミケッティオに向かってこう言い放つ




『はい!…“猫にマタタビ”!!」




ミケッティオ「ぐおぉぉおッ!?」



その途端、私の言葉に反応した首輪から電撃が流れたした!


その電撃はミケッティオの体をビリビリと痺らせ、倒れ込ませる



ジンペイ「いてっ!」



ミケッティオから手を離され、解放されたジンペイ君は尻餅をついた




『クウカ先輩!あり…』




ギュッ…!




私はクウカ先輩にお礼を言おうとしたが、その前に自分の身体を急に抱きしめられた





クウカ「Aちゃん………よかった…よかったよぉ……!」



『クウカ先輩………ただいま』



嗚咽を漏らして泣き始めたクウカ先輩に私は優しく微笑んで声をかける





ジンペイ「ツゥ〜…なんだか良く分からないけど助かったぜ!」





クウカ「その首輪は、Aちゃんとジンペイ君の声にだけ反応するように作られてるわ!」



『(私もなんだ……)』



ジンペイ「なるほど、そうか…これでコイツも怖くねぇな!」



首輪のことを理解したジンペイ君がそう言った矢先、ミケッティオに思いきり頬を殴られる



ジンペイ「ぐぇっ!」


『ジンペイ君!』



吹っ飛ばされ、地面に倒れ込むが、




ジンペイ君はすぐに起き上がり、勝ち誇った嫌味な笑みをミケッティオに向けた



ジンペイ「そんな事やっていいのぉ〜?


猫にマタタビ!」



ミケッティオ「だぁあああッ!!」



再び電撃を受け、ミケッティオはガクリと項垂れるも、すぐさまジンペイ君の顔を睨み付ける




ミケッティオ「貴様!!」



ジンペイ「ネコにマタ…!」


ミケッティオ「いぃっ!?」




ジンペイ「足袋ッ!」←



足袋を指差しながら、めっちゃくだらないギャグと掛けて思いっきり叫ぶジンペイ君



ミケッティオ「だはあぁぁあっ!!」


またまた体が電撃で痺れ、ミケッティオはバタンと力なく地面に倒れた




ジンペイ「猫にぃ〜♪」


ミケッティオ「コロス!!!」



ジンペイ「マタタ〜ビィ〜〜♪」



ミケッティオ「アバッババァアッ!!」



マイクを手に持ち、歌いながらまた再び言うジンペイ君←




連続で電撃を受けたせいで、倒れたミケッティオの体はジュー…と焦げた音と煙を立てていた



『ジンペイ君、やり過ぎじゃ…;』



ジンペイ「いいだろ別に〜



俺、こいつに殺されそうになったんだからよぉ〜」

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設定タグ:妖怪学園Y , 妖怪ウォッチ , 愛され・転生   
作品ジャンル:アニメ
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ルリ - 良かったです!ぜひ短編集…作りませんか…? (2022年5月23日 3時) (レス) id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
ミコミコ - y学園大好きの我から言わせていただくと、神作です! これからも頑張ってください! (2021年12月8日 17時) (レス) @page46 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スタースト | 作成日時:2021年11月23日 3時

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