16話 ページ5
ドーベル「グウゥゥッ！
(近づきすぎるのは危険か…！)」
接近戦は不利と思ったのか、急にドーベルは私から離れるように距離を取った
だが、ワイバーン・ゼロの力はこんなものではない
『そっちがそうするなら、私はこう！』
今度は飛翔の刃の側面を2回叩いた！
ズバッ！
飛翔から前とは違う音声が鳴り、私は刀を振り被り…
『一刀両断！』
刃から弧を描いた斬撃を出し、斬撃はドーベルの体に直撃して大爆発！
ドーベル「グワッ！」
斬撃を喰らい、ドーベルは地面に背を叩き付けて倒れてしまう
モモ「すごいですねぃ…」
ブロッケン「私達が手こずっていた敵をあんな風に…！；」
ドーベル「…ッ！！まだだァァア！！」
『まだ、こんな力が……』
私の攻撃を連続して受けたのに、ドーベルは立ち上がり、周りの空気が震えるほどの咆哮を上げた
更にドーベルの身体からは凄まじいパワーが溢れ出す
ドーベル「俺は…！俺は負けるわけにはいかないのだ！！
侵略者によって我が故郷、ドギー星が襲われた時…星の仲間は俺に全てを託し、身代わりとなって死んでいった……！
俺は、1人ではない……仲間達の思い、故郷の思いを背負って戦っているのだ！」
『……』
ドーベルの叫びに近い言葉を聞いた私は目を閉じた
____その時、脳裏に浮かんだのはジンペイ君達の笑った顔
『ドーベル、見せてあげるよ
友達を思う気持ちと、大切な物を守りたいという勇気が不可能を可能にすることを！』
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ルリ - 良かったです！ぜひ短編集…作りませんか…？ (2022年5月23日 3時) (
レス) id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
ミコミコ - y学園大好きの我から言わせていただくと、神作です！ これからも頑張ってください！ (2021年12月8日 17時) (レス) @page46 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2021年11月23日 3時
