４話 ページ30
すると、UFOの円盤から一筋の光が輝き、グレイエージェントが姿を現した
エルゼ「改変ポイントは割り出してあるから、霧隠ラントの家族を抹殺した地点よ」
エージェント「前任者が…なぜ1人の少年を取り逃したのか謎でした」
エルゼ「じゃっ、お友達の尻拭い、お願いねっ♪」
エルゼメキアちゃんに命令されたグレイエージェントが急に消える
ラント「何をするつもりだ！」
エルゼ「さ〜〜て…どうなるかしら？」
エルゼメキアちゃんが意味深に言った次の瞬間____
ラント「っ！？ぐぁああああっ！！」
なんと、ラント君の足がゆっくりと消えかかっていたのだ！
かなりの苦痛なのか、ラント君は叫び声を上げる
『体が？！；』
クウカ「ラント君！；」
ジンペイ「会長！；」
どんどん身体が消えていくラント君の姿を見て私達は唖然とした
ラント「…これは……！
貴様、何をした！？；」
エルゼ「過去に私たちの仲間が、あなたを殺し損ねたみたいだから、
そこに刺客を送り込んでちゃんと殺してもらおっかな〜♪……みたいな感じ？」
『嘘……そんなことが出来る筈が…！』
エルゼ「Aちゃん、ざんね〜ん♪
偉大なる王"マゼラ様"にはなんでもできるんだなぁ〰これがっ！マゼラ様に感謝♡」
可愛らしい笑みを浮かべて、私に話すエルゼメキアちゃん
今の彼女の笑みに恐怖を感じた
ラント「"マゼラ"…だと…！？
異星人には、そこまでの力があるというのか！？；」
エルゼ「えっ？マゼラ様は異星人じゃないけど？」
ラント君が叫び気味に問うと、エルゼメキアちゃんはキョトンとした表情でそれをあっさり否定した
ラント「なんだと…！？ではなんだ！？」
エルゼ「う〰〰ん……教えてあげないっ！
教えるわけないじゃん♪あはははははっ♪」
ラント「…くっ……；」
そうする間にも、ラント君の身体はどんどん消えていっている
____
NOside
(過去の回想)
7年前＿＿＿
ラント《"アダムスキー型"、"葉巻型"、"螺旋型"……こんなに色々あるんだ》
まだ幼いラントは、床に寝そべり、UFOの図鑑を興味深そうに見つめている
ﾋﾟｭｺﾝ ﾋﾟｭｺﾝ
ラント《！…今の音…》
何かが発射する音がラントは気になり、階段を下りていく
そしてリビングの扉を開けた瞬間、ラントは息を呑んだ
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ルリ - 良かったです！ぜひ短編集…作りませんか…？ (2022年5月23日 3時) (
レス) id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
ミコミコ - y学園大好きの我から言わせていただくと、神作です！ これからも頑張ってください！ (2021年12月8日 17時) (レス) @page46 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2021年11月23日 3時
