検索窓
今日:6 hit、昨日:15 hit、合計:29,171 hit

7話 ページ7

ラント「……不本意だな。あいつらには力があり、共通の敵と戦うには必要な戦力だ



その為に、多少気になる行動があっても目を瞑っている…それだけの事だ」



クウカ「……」




ラント「親しげに付き纏ってくる時もあるが……私は馴れ合うつもりはない」



『(この頃のラント君は"まだ"ジンペイ君達に心を開いてないんだね…)』



ラント君の発言を聞いた私は密かにそう思う




クウカ「…そっか、


…じゃあ、Aちゃんは?」



聞き終わったクウカ先輩は、次は私の方に向いた




『う〜ん、私は入学してから初めて出会ったのがジンペイ君や、マタロウ君、コマ君で


まぁ…色々あって仲良くなったんです!』



流石にメテオの話をすると小せt…ゲフンゲフン←


……時間が長くなりそうなので大雑把に話した




クウカ「そうだったんだ!だからジンペイ君達と仲がいいのね!」





私が話し終わると、思い出したかのようにラント君が口を開く



ラント「…そういえば、前にもしつこくつきまとってくる奴がいた」


クウカ「!」




ラント「今はもう学園にいないが」


クウカ「(それって、ウチのこと?!)」






ラント「そいつは私にとって足手纏いな存在だった……



やる事成す事、すべてが気になって仕方なかった…」



クウカ「………」




ラント「今はいなくなって良かったと思っている。集中出来るからな」



ラント君の話が終わり、私はクウカ先輩の方に視線を合わせる





そこには瞳が潤み、目尻に涙が溜まっていた
クウカ先輩がいた



『ら、ラント君、流石に言い過ぎじゃ…;』


ラント「………」



私が注意するも、ラント君はスッと顔を背けて無視する





クウカ「(…あれ、そっか、そうだったんだ……



優しかった言葉はウチの勘違いで、本当はラント君に嫌われてたんだ……)」






『(クウカ先輩…



違います…ラント君は貴方のことを____)』




私の心の声は当然、目尻の涙を拭っているクウカ先輩には届くはずが無かった…

8話→←6話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (92 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
43人がお気に入り
設定タグ:妖怪学園Y , 妖怪ウォッチ , 愛され・転生   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あこ(プロフ) - 初コメ失礼します。面白すぎて一気読みしてしまいました!やっぱ愛され夢主最高...。これからも無理しない程度で更新頑張ってください!!! (2021年11月14日 15時) (レス) id: 4686a1bd88 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:スタースト | 作成日時:2021年11月6日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。