14話 ページ42
ワーイ! エグゼキュート!
ブルームーン「マインドトラベル!」
ブルームーンがロッドを構えると、ドーベルの下に青い魔法陣が出現した
ドーベル「小癪な…!」
ブルームーンは大きく跳び、ドーベルの記憶の世界へと行こうとする____
________
NOside
記憶の世界で映ったのは、草原で犬たちを殴り倒している幼きドーベル
次々に破壊される星々
そして最後に映ったのが、王様のように玉座に座っているマゼラの姿
だが……やがてそのマゼラの姿もノイズと共に掻き消されていく___
________
ブルームーン「これは……!」
ブルームーンはどうやら、ドーベルの記憶の世界へと入り込めないらしい
『そんな…満月でパワーアップしてもダメなの!?;』
ドーベル「グオォォオオオオッ!!」
ブルームーンに向かって、再び咆哮を放つドーベル
ブルームーン「うぅっ!!」
ブルポン「ぐっ…!」
ジンペイ「あだっ!」
咆哮を喰らい、ブルームーンの変身が解除され、
ブルポンとジンペイ君に分離されてしまい、地面に叩き付けられる
ブルポン「ダメだ……心の入り口に強いガードが張られている…!」
そして、ドーベルがブルポンの前に立ちはだかり…
『やめて!;』
私の叫びは意味を成さず、ドーベルはブルポンを思いきり蹴り飛ばした
ブルポン「ぐあぁッ!!」
ブルポンの身体は、バケーラとゴロミのいる茂みまで吹っ飛ばされる
その時だった
____ドクン…
ドクン…!
ドクン!!!
急に私の中から、"何かの鼓動"を感じ始めたのだ
『!?!こ、これって____』
____
NOside
ジンペイ「こんにゃろ…!;」
起き上がろうとするジンペイの鳩尾に、ドーベルの足が乗る
ジンペイ「ぐあぁっ!」
ドーベル「ふっ…しょせんは猫型生物の力など、この程度……」
ジンペイ「くっそお…!!」
ジンペイが歯を食いしばった、その時____
パァァアアア…
赤、青、黄色のとてつもないオーラが茂みの方角から放たれていた
ドーベル「なんだ…?」
そのオーラはだんだんと禍々しい色へと変貌し、そのオーラの中に、“何か”が居るのを感じる
____いや、オーラは1つだけではない
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あこ(プロフ) - 初コメ失礼します。面白すぎて一気読みしてしまいました!やっぱ愛され夢主最高...。これからも無理しない程度で更新頑張ってください!!! (2021年11月14日 15時) (レス) id: 4686a1bd88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年11月6日 3時