11話 ページ39
『(雰囲気が変わった!?)』
紅丸「先手必勝!」
紅丸は大きく飛ぶと宣言通りに速攻で刀を振り被り、ドーベルに斬りかかる!
しかし、素早い身のこなしなのか、あっさりと避けられた
紅丸「チッ…ちょございな!」
再び斬りかかるも、また躱される
すると、いつのまにか紅丸の背後にはドーベルの姿が!
『なんて、スピード…!;』
紅丸「コイツ…出来る……!;」
ドーベルは大きく息を吸い込むと、口から咆哮のようなものを放ち、紅丸の体に直撃!
攻撃の影響か、紅丸の様子がおかしくなる
『紅丸の動きが止まった?!なんで!?』
紅丸「ぐぅっ…!体が…身動きが出来ぬ…!!;」
ジンペイ【なんだこれ…!?バケーラ、どうした!?】
バケーラ【オデ…犬、怖ぇ…!】
ドーベル「グオォォァアアッ!!」
ドーベルは、動けない紅丸にお構いなく再び咆哮を喰らわせ、
そのせいでジンペイ君とバケーラに分離されてしまった
ジンペイ「あじゃぱっ!;」
バケーラ「ダドォ〜っ!;」
『二人とも!;』
バケーラは家の塀の茂みの後ろまでぶっ飛ばされて、情け無い顔をして私達に言った言葉が
バケーラ「オデ、ソイツ苦手だド……!;」
『えぇ〜〜!?』
ジンペイ「なんだよそれぇ〜!」
この状態では、バケーラはもう戦えないだろう
ドーベル「フハハハハッ!恐れをなしたか!」
ジンペイ「くそぉー…!;」
『ジンペイ君、ワイルドボーイで遠距離戦に持ち込んで!』
ジンペイ「あ、なるほど!」
私の助言を聞いたジンペイ君はゴロミのメダルを手に取る
ジンペイ「ゴロミ!Come back!」
ワーイ! カモーンゴースト!
ウォッチからぽんぽん音のする黄色の球体が出現すると、それは周りをあっちこっちに跳ねまわり…
ぱちん!と破裂すると、中からゴロミが姿を現した
ゴロミ「ゴロミちゃんよ」
しかし……
ドーベル「グオオォォォッ!!」
ゴロミ「きゃあぁぁぁっ!!」
ドーベルの三度目の咆哮にゴロミはビビり、
直ぐさま、バケーラのいる茂みへと飛び込んだ
『ゴ、ゴロミ……まさか…;』
ゴロミ「アタイ…今日はちょっと……ごめんなさい!;」
ジンペイ「なんだよお前たち!;」
この光景を見て、滑稽に思ったのかドーベルが周りに響き渡るかのように笑う
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あこ(プロフ) - 初コメ失礼します。面白すぎて一気読みしてしまいました!やっぱ愛され夢主最高...。これからも無理しない程度で更新頑張ってください!!! (2021年11月14日 15時) (レス) id: 4686a1bd88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年11月6日 3時