転生愛され少女とワイワイ日記 Part6 【妖怪学園Y】【Nとの遭遇】 (ページ26)

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12話ページ26

？「その通り」

メラ「！」

後ろを振り向くと、未来科学クラブのタツヒト先輩とノリアキ先輩がいた

タツヒト「まさしく、ロボの試作品を学園長に見てもらってる瞬間を目撃されたんでしょ」

ノリアキ「いやぁ…電磁波でショートしてしまうとは誤算でしたよ」

先輩達は、そう口にして軽く笑う

フブキ「あっ！未来科学クラブの阿波戸先輩達！」

『また会えましたね！タツヒト先輩、ノリアキ先輩！』

タツヒト「やぁ」

ノリアキ「久しぶり」

先輩達は私とフブキちゃんに向かって軽く手を振ってくれた

ジンペイ「先輩達があれ造ったのか？」

タツヒト「そう、我々未来科学クラブが開発した

"シークレットミッション遂行機能搭載ロボ"だ (妨害電波完備)」

『でも、こんなに大騒ぎになったのにどうして黙っていたんですか？』

首を傾げたまま私は疑問に思った事を口にする

ノリアキ「機密の保持に協力したら、学園長がご褒美をくれるって」

ジンペイ「ご褒美？」

すると、学園長が手に何かを持ってこちらに近づいて来た

キンヤ「ロボの暴走は誤算だったが、機密書類の処分は無事遂行された！約束のものだ！」

そう言ってノリアキ先輩達に手渡したのは、ガッコウガーYが写されているクリアファイルだった

マタロウ「おぉ～！それは…！

全ての理系クラブの憧れ、ガッコウガーYのコックピットがくまなく描かれたクリアファイル～！//」

キンヤ「うむ！とにかくこれで一安心！」

安心するかのよう笑う学園長に対して、フブキちゃんが質問を投げかけた

フブキ「学園長、ちなみに処分した学園最高機密ってなんなんです？」

『確かに……答えてください』ｼﾞｯ…

キンヤ「ッそれはそのぉ……機密じゃ！；」

『(目が泳いでいるし、額にも汗が浮かんでる…；)』

明らかに様子がおかしい学園長の事を私はｼﾞｯ…と見つめる

キンヤ「(誰にも気づかれずにムフフ本を処分するのが難しかったからという理由で、

ミニロボットを発注したことは知られるわけにはいかん……；)」←

翼夜「みなさん、ちゅ〜も〜く！」

『翼夜さん？』

急に聞こえてきた翼夜さんの声がした方に振り向くと……