転生愛され少女とワイワイ日記 Part6 【妖怪学園Y】【Nとの遭遇】 (ページ20)

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6話ページ20

今持っている情報をまとめるが、宇宙人の行動が理解し難くなってくるばかりである

フブキ「でも、何故本ばかりが狙われるの…？」

マタロウ「コホンコホン、」

フブキ「ん？」

マタロウ君のわざとらしい咳に、私達は振り返ると、マタロウ君がｶｯとスポットライトを浴びる

マタロウ「ニオイますねぇ…コナっぽいですねぇ……」

コマ「これは、久しぶりのコナッポイン？！；」

マタロウ君は、あの"コナッポインモード"になっていた

マタロウ「何故宇宙人は本を盗むのか……

それは…大の読書家だから？」

コナッポインモードになったマタロウ君は、推理を開始する

マタロウ「否っ！バウアァァァァッ！」

マタロウ君はグインとイナバウアーをすると、素早く起き上がってポーズを決めた←

フブキ「回りくどい！；」

マタロウ「それは…本から地球の情報を得る為！

つまり、次に狙われるのはズバリ、図書館です！」

探偵お決まりのベレー帽を深く被り、瞳をキラキラ輝かせながらそう断言した

『「「「おぉ～っ！」」」』

________

[図書館の前]

図書館の前に来た私たちだが、

私達の目には大勢の生徒達が図書館から蜘蛛の子を散らすよう逃げ惑っているのが見える

『これって！；』

ジンペイ「まさか！；」

私はジンペイ君、コマ君、マタロウ君、フブキちゃん、メラ先輩、キュウビ先輩と一緒には一目散に図書館への中に入ると……

マタロウ「ああ！」

コマ「遅かったぁ！」

図書館の本棚の中には、本は1冊たりとも残っておらず、全てがもぬけの殻と化していた

『もしかして、本当に宇宙人が…？！；』

メラ「隠れてないで出て来やがれ！」

コマ「あっ！居た！」

コマ君の視線の先には大量の本を脇に抱えた銀色の体をした宇宙人？が居た

すると、逃げるためか図書館を飛び出す

ジンペイ「待て！」

________

急いで本を持って逃げる奴らを追いかけると、見覚えのある場所へと辿り着いた

ジンペイ「あれ？ここって前も来たか？！」

『ここって、"絶対焼却炉ゴッドホールYGH99"がある場所だよ！』

コマ「ああ！アイツら頂上に集まってるよ！」

私達は頂上の縁で宇宙人？達が盗んだ本を捨てようとするのを見える

フブキ「盗んだ本を火口へ捨ててる！」

ジンペイ「やめろぉぉおおっ！！」

ジンペイ君は全力で走り、宇宙人？の肩を思いきり掴むが…