2話 ページ2
ラント君は望遠鏡の三脚の調整を終わらせて、そっと望遠鏡を覗き込んでいた
ラント「(来るなら来てみろ…！)」
____
NOside
[ラントの過去]
マリナ《お兄ちゃ〜ん！こっちこっち〜！》
妹のマリナは立ち止まり、満面の笑みで後ろに手を振る
ラント《待てってマリナ〜！今行くからー！》
満面の笑みで後ろに手を振る妹のマリナの元へ、ラント向かっていく
マリナ《早く速く〜！》
《《…ふふっ》》
2人の母親と父親も、微笑ましく笑い合っていた
ラントはトンカチを使って、上手くクイを地面に打ち付けていく
父《ラントは頼もしいな！もう1人でも建てれるんじゃないか？》
母《うふっ、お兄ちゃんに任せておけば安心ね！》
頑張って作業に取り組んでるラントのことを父と母は褒めてくれた
ラント《へへっ…//》
____
ラント《ほら、熱いからゆっくり食べるんだぞ？》
バーベキューで焼いた肉や野菜などを刺した串を、ラントはマリナに手渡す
マリナ《うん…！お兄ちゃんありがとう！》
自分の家族が楽しそうに笑っているのを見て、ラントはとっても幸せそうな笑みを浮かべる
____
だが、その幸せな一時は、無情にも終わりを告げる……
そう……憎きエイリアンの手によって大切な家族は全員、消されてしまったのだ
マリナ《お兄ちゃん…！逃げて……！》
NOside終了
________
ラント「クッ…！！父さん…母さん…マリナ……」
ラント君はギッと夜空を睨み付ける
まるで空に輝く星々を憎むように……
ラント「エイリアンめ……1人の残らず、根絶やしにしてやる…！！」
『………』
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あこ(プロフ) - 初コメ失礼します。面白すぎて一気読みしてしまいました！やっぱ愛され夢主最高...。これからも無理しない程度で更新頑張ってください！！！ (2021年11月14日 15時) (
レス) id: 4686a1bd88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2021年11月6日 3時
