15話 ページ6
イクト「なんでっ…」
トオル「君と一緒に、帰る為だよ
テストの結果が悔しいのは、それだけ努力したから
……あれは、自分に言ってたんだよね?」
トオル「君はとっくに分かっていたんだ。
本当に大切なのは何か?
……でも、怖かった、努力した後に待ってる現実が!」
イクト「……あぁ、そうだ…。
だから逃げ出したんだ…僕は、そんな弱い奴なんだ。凄くなんか…」
トオル「君は!!誰が何と言おうと、凄い奴だよ!悔しいけど、僕にはできないことを易々とやってのける
…でもいつか、その君に僕の事を凄いって、言わせてみせる!」
イクト「トオル……」
トオル「君は、僕の挑戦から逃げる程弱い奴だったっけ?」ニャッ
イクト「…!……」
イクト「クスッ……やれやれ、この僕に勝とうなんて、100万年早いよ?」
トオル「言うねぇ♪」
先輩達は、お互いに顔を見合わせ、クスリと笑った
イクト「君のお陰で、現実を受け止める勇気が持てそうだ」
トオル「帰ろう!」
イクト「うん!」
そして、重い扉を押し開け、朝日に照らされてる階段を元気よく下りていた____
マタロウ「あの2人、良いライバルになりそうだね」
『好敵手の関係か…良いな〜…』
私は笑みを浮かべながら、二人の背中を見つめて声を漏らす
そんな中で…
ジンペイ「ふぁぁぁ……テストの結果何てどうでもいいけどなぁ…」
コマ「ジンペイ君らしいね…;」
『(ジンペイ君の為に、みんなで勉強会を開こうかな……;)』
私は苦笑いを浮かべて、そんな事を密かに考えながら、
みんなと一緒にアカテントラズ収容所を去っていった
____
そんな中……
翼夜「これで、一件落着ですね」←囚人服
『翼夜さん……まだ、その格好でしたか…;』
前に立っている囚人服の翼夜さんに対して、私は半目でツッコんでおいた←
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アイスクリーム - とっても面白いかったです!ちゃんとギャグ?なども入れてて面白いかったです!これからも頑張ってください! (2021年9月20日 9時) (レス) id: 3c8d8e836b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年9月20日 5時