4話 ページ45
ジンペイ/コマ「「59、60、61、62……」」
マタロウ「12…!」
ジンペイ君、コマ君はどんどん腕を動かしているが、マタロウ君はかなり遅れていた
トオル「ハハハ……;」
『やれやれだね…;』
〜数分後〜
ジンペイ君とコマ君は気持ち良さそうな表情で額の汗を拭いでいたが、
マタロウ君は体力を相当使ったのか、ヘロヘロになっている←
トオル「お疲れ様…;」
『マタロウ君、大丈夫…?』
私は心配そうな表情でマタロウ君に声をかける
スパルタ教師「全員、整列!」
その声を聞いて私達は、ビシッと整列した
スパルタ教師「アカテントラズ収容所は、赤点を取った貴様達を再教育する場所だ!
解けない問題はない。そう、溶けないアイスもない……」←
『(あの〜、アイスが溶けるのは当たり前だと思うんだけど…?;)』
スパルタ教師の話を聞きながら、私は半目になってそう思う
ジンペイ/コマ「「確かに…」」←ガッテン
マタロウ「納得しちゃったよ…;」
何故か納得して手を打っているジンペイ君とコマ君を見て、マタロウ君は呆れている
スパルタ「今、貴様達は底辺のミジンコ以下だ!これから人間になる為の補習を始める!!」
「「「「イエッサー!」」」」
スパルタ教師「補習開始!!1時間目は、国語だ!!」ビシッ!
私達は何故か外で、タイヤを背負ってグラウンドを走り回っていた←
ジンペイ「うぉぉぉぉ!!先に行くぜ!!
Aーー!!!」ドドド
『国語とは、一体…?;』ドドド
私はそんな事を小声で言いながら、爆走しているジンペイ君の後ろに着いていっている
私の後ろの位置では、コマ君とトオル先輩を含めた生徒達が、頑張って走っていた
さらに後ろを、マタロウ君が走っている
マタロウ「国語要素0……」ゼェゼェ
スパルタ教師「弛んどるぞぉぉぉッ!!」
なんと、マタロウ君の後ろからポーズをしながらスパルタ教師達がダッシュして向かってくる←
マタロウ「ギャァァアー!!」
マタロウ君は逃げようとするが、コケてしまい……
スパルタ教師「マッスルゥゥゥッ!!」
マタロウ「うわああぁぁぁ!!!」←
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年9月4日 6時