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10話 ページ38

No side


(ラントの過去の回想)


ラントは奇妙な物音がしたリビングに向かうと……



そこには床に倒れている妹の"マリナ"が居た




ラント《マリナ!》


マリナ《お…お兄ちゃん…!》



ラント《な、何があった?》



マリナ《黒い目の人が…お父さんとお母さんを……!》



ラントは壁を見ると、2つの何かの黒い染みがあった



すると……






マリナ《あっ……!》



マリナの体が、どんどん溶け始めていき、溶けるにつれて床に黒い染みができていく



ラント《!》



マリナ《お兄ちゃん…逃げて…!》





____そして、マリナの体は完全に溶けてしまった



ラントは呆然としていると、背後に何かを感じ、振り向くと……








____そこには"宇宙人"がいた



グレイ「ニャッ」



No side終了






____






私はラント君の方を見ると、左腕に何かを嵌めていた



ラント「この日をどれだけ待った事か……」




『…!アレは!!』






ラント君の左腕にあるのは、細長い形をしていて、ローラーが嵌め込まれ、"A"のアルファベットが描かれている……



"エイリアンウォッチ"だった




『(エイリアンウォッチ、キターー!!


……つまり、変身が来る……!?)』




えんら「あれは…ウォッチの一種……」



コマ「えんら先生!いつの間に!?」


リュウスケ「あれは、えんら先生が与えた物ではないんですか?」



フブキ「正体不明のウォッチ……ちょっと期待しちゃうじゃない…!」





ラント「毒を以て毒を制す。忌まわしきエイリアンを討つ為に、その力を利用させて貰おう


今こそ、エイリアンウォッチの力を見せてやる!」





ラント君は、ウォッチの"A"が描かれた部分を上にスライドして、メダルをセット!



ラント「変身!」





エイリアン! MISTSHADOW!




ラント君は、ビシッとカッコイイポーズを決める!



美しい待機音が流れる中、ラント君はローラを手の平で素早く回転させると……






ローラー部分が輝き、青黒いオーラが竜巻のようにラント君を包み込んでいき…





Galaxy!




姿が変わり、瞬間移動の様に現れては消えてを繰り返して、ポーズを決めた









ミストシャドウ「ミストシャドウ!」



これがラント君のHERO"ミストシャドウ"だ!

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設定タグ:妖怪学園Y , 妖怪ウォッチ , 愛され・転生   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年9月4日 6時

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