7話 ページ47
そしたら、山田兄弟の山田アンド君がバイオリンを弾き始めたのだ
フブキ「違うの!私の落とし物じゃなくて……;」
急に山田君は掴んでいた籠を離した、フブキちゃんは籠を反射的に受け止めてしまう
フブキ「思わずキャッチしちゃった…;」
更に、山田君はティーカップを渡してきた
必ず食べさせようとする意思を感じる←作者
フブキちゃんは仕方なくそれを受け取り、一口飲む
フブキ「美味しい!口の中に広がる香ばしさとフルーティーさ…
そうね、きっとこの紅茶には……チョコが合う!」
『あ……;』
遂にフォーチュンビターブラックを食べてしまったフブキちゃん←
フブキ「あぁ――ッ!?食べちゃった!?」
ジンペイ「早く占い読もうぜ!なぁ!」
ジンペイ君に急かされたフブキちゃんは、紙を取り出して広げる
フブキ「"それは、神秘の宇宙を進む旅人
酸の雨を掻い潜り、果てしなきラビリンスを抜け、秘密の門を開いて出会う琥珀の宝石"」
マタロウ「ポエム?」
コマ「綺麗な詩だね」
ジンペイ「なんか良い事あるんじゃないのか!」
フブキ「出会う琥珀の宝石…?
これってもしかして、Aの様な素敵な人が現れるってことじゃあ…!」
しかし、その文章を聞いて私だけは顔を青ざめていた
『(…ま、マズイ……;)』
私の思った通り、フブキちゃんの頭にウンチが、ベシャリと音を立てて落ちたのだ←
「「「素敵なウンチが現れた」」」
上空からモモの声が聞こえてくる
モモ「ごめんなさいですねぃ!なんか急にお腹を揉まれた感じがして、
我慢できずにウンチってしまったですねぃ!」
フブキ「そんな事ある!?!」
フブキちゃんは激昂してモモに向かって、大声で怒鳴った
『だ、大丈夫…?;』
マタロウ「そうか、分かったよ!琥珀の宝石ってウンチの事だったんだ!」
コマ「なるほど!」
私はそんな会話を聞きながら、トングを使ってフブキちゃんの頭にあるウンチを処理した
コマ「神秘の宇宙は体内の事。酸の雨は胃酸、ラビリンスは大腸、そして秘密の門は…」
ジンペイ「肛門だな!」
フブキ「ムカつくけど、そんな気がする……」
イライラしているフブキちゃんの鼻の穴に、占いの紙がまた、サクッと刺さる←
フブキ「フガッ!」
マタロウ「また、"サクッ"っていった!」
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レイ - 作者さん!初めましてレイと言う新人投稿者です!私この作品大好きです。一日に一回は見てますねw実は私、Y学園の小説書いていて参考にさせて頂いてます、ダメだったらすぐに止めます。これからも頑張ってください! (2022年3月28日 22時) (レス) id: f56a93123c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年8月26日 5時