6話 ページ10
ラント「よく覚えておくがいい。この学園は実質…この私、霧隠 ラントによって掌握されている事をな」
とんでもない事を言い終わったラント君と生徒会メンバーはどこかへ去っていった。
『(まさにかっこよさの化身だった…)』←
ラント君が去っていくのを私は見つめながら、そんな事を思っていた
すると、ジンペイ君はラント君を指を差して尋ねてくる
ジンペイ「Aアイツ、そんなに偉いの?」
『うん、話によると生徒会長は学園長並みの権力を持っているようだよ』
マタロウ「やっぱ生徒会は権力を持ってるもんだよね!学園ものアニメの王道感出てる〜!!」
一方のマタロウ君は、興奮して回転しながら嬉しそうにポーズを決めた
『(それにしてもラント君すごいオーラだったな…見ただけでわかったよ)』
____
[美術室]
マタロウ「こっちはこれで良し!」
コマ「これで、宮沢さん調査の為の監視準備が全部完了だよ!」
『これならいつ来ても大丈夫だね!』
マタロウ君とコマ君は望遠鏡を設置し、外を監視できるように準備した
マタロウ「ドンとこい!巨大サラリーマン!」
このまま私達は巨大サラリーマンが来るのを待ち続けた
________
そして、時刻は5時57分になる…
私は望遠鏡を覗いているコマ君に話しかける
『コマ君、どう?』
コマ「来ないね…」
私達はここでかなり待ってるが、宮沢さんはなかなか姿を現してくれない
ジンペイ「立て!立つんだジョニー!!」←
暇すぎるのか、ジンペイ君は眼帯をつけて"明日のジョニー"ごっこをし始めていた
バケーラ「燃え尽きたド…」←
バケーラは灰のようにように真っ白になり、机に突っ伏している
ジンペイ「ジョニーッ!!」←
マタロウ「そこの2人!暇があれば『明日のジョニー』ごっこをやらない!!;」
『クスッw』
この光景を見て、私は"この学園生活は楽しいな〜"と思いながら笑っていた
アカネ「2人…?」
フブキ「気にしないで…;」
するとフブキちゃんは何かを思い出したのか、アカネちゃんに話しかける
フブキ「あ……そういえば最近、アカネ元気なかったでしょ?何かあったの?」
アカネ「え……そう見える…?」
フブキ「なんとなくだけど…」
アカネ「…そうだね…色々あってね…」
『…』
私は黙って、前にいる二人の姿を見つめていた
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レイ - 作者さん!初めましてレイと言う新人投稿者です!私この作品大好きです。一日に一回は見てますねw実は私、Y学園の小説書いていて参考にさせて頂いてます、ダメだったらすぐに止めます。これからも頑張ってください! (2022年3月28日 22時) (レス) id: f56a93123c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年8月26日 5時