8話 ページ12
ジンペイ「おいお前!何が目的で学園の中をうろついていた!!」
ジンペイ君が話し掛けると宮沢さんは口を開いた
宮沢さん「そ…それは…どうしても娘に謝りたくて…」
『娘ですか……』
その時、アカネちゃんが声を上げる
アカネ「なにしてるのよ…
お父さん!」
『「「「え、えええーーッ!?!」」」』
アカネちゃんの衝撃的な言葉にみんなは、響き渡るくらいの大きな声を上げた
あと、知ってたけど私も空気を読んで叫びました←
フブキ「お…お父さん!?」
マタロウ「この巨大サラリーマンが!?」
みんなが驚いていると、アカネちゃんは私達に過去の話をし始める
アカネ「お父さんは、私が小さい頃は、家族思いの人でした
…でも、いつの頃か家には遅くにしか帰ってこなくて……母も私も、寂しい思いをしていました
そんな時、偶々外で父を見かけたんです。
自分よりも若い人にペコペコと謝っていて、すごくカッコ悪く見えて、つい言ってしまったんです」
____
(過去の回想)
アカネ《私、お父さんなんか大っ嫌い!
私やお母さんをほったらかしにして、どんな凄い仕事してるのかと思ったら、
ペコペコ頭下げてるだけの小さくて情けないサラリーマンじゃない!
私はもっと、大きくてかっこいいお父さんが欲しかった……》
宮沢さん《アカネ、私は……》
アカネ《もういい!小さくて情けないお父さんなんかいらない!!》
____
宮沢さん「アカネにそう言われて以来、私の心から"小さくて情けないサラリーマン"という言葉が離れなくなってしまったのです
そんな時、ある事故に巻き込まれてしまって……
気がついたらこんな大きな体になっていたんです……」
ジンペイ「すっげぇ!大きくなりたいっていう想いが実ったって事だな!!」
コマ「それって、絶対体の大きさの事じゃないよね……;」
『だね……;』
私は半目になりながら、ジンペイ君の事を見ていると____
突如、臼見沢先生の髪の毛が出現し、宮沢さんの頭に入っていく
宮沢さん「うっ!うぅ……」
アカネ「お、お父さん‥‥?」
急に宮沢さんの体はどんどん筋肉質になり、上半身の服が張り裂け……
サイクロプス「サイクロ〜プス!!」
宮沢さんは凶暴化し、怨霊"サイクロプス"となってしまった!
『凶暴化!?』
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レイ - 作者さん!初めましてレイと言う新人投稿者です!私この作品大好きです。一日に一回は見てますねw実は私、Y学園の小説書いていて参考にさせて頂いてます、ダメだったらすぐに止めます。これからも頑張ってください! (2022年3月28日 22時) (レス) id: f56a93123c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年8月26日 5時