転生愛され少女とワイワイ日記 Part5【妖怪学園Y】【高等部編】[完結]

6話 ページ6

お互いに言い返し合い、ジンペイとライムの言い争いが続いていく



そしてジンペイは大声でライムにこう言い放つ






ジンペイ「じゃあなんでお前は、俺の行動が読めないんだ！？」



ジンペイの頭に浮かんだのは、IKUSAが終わった時のライムの言葉だった






____






ライム《ジンペイ……君は不思議だ。君の考えていることが、全く読めないし……計算できない》






____






ジンペイ「お前は"俺の行動が予測できない"って言ったよな！？」



ライム「それは……おそらく…


君が未来の人間で、僕が見たこともない経験をしていたから…！」



ジンペイの言葉にライムは少し戸惑うと、ジンペイは更にこう言い放つ





ジンペイ「俺のことも読めないやつが、地球の未来のことが分かるはずがない！」



ライム「っ！」



ジンペイ「どうなんだよ！？」




ジンペイの言葉を聞き、ライムはうろたえたがすぐに冷静さを取り戻した


…いや、彼の表情には余裕が見えない





ライム「違う……そうじゃない…！僕は全てを掌握している！



君のことも、Aのことも、自分のことも、この世界のことも！






僕に分からないことなんて……ないんだぁぁぁあ！！！」







____







追い詰められたライム____テラノーグは激怒し、漆黒丸に襲いかかる





テラノーグ「僕はこの星が生んだ、全知全能の存在なんだ！！


全てを見通す力を持っているんだ！！！」




ﾄﾞｶﾞｯ!



漆黒丸「ぐっ…！！」



叫ぶテラノーグの渾身の拳を、頬に喰らう漆黒丸





漆黒丸「そんな奴はいねえんだよ！！」




ﾄﾞｶﾞｯ!



テラノーグ「ぐおっ！！」



漆黒丸は言い返し、全力でテラノーグの顔をぶん殴る




テラノーグ「君のようなちっぽけな人間には分からないんだ！！」






そして、テラノーグと漆黒丸の激しい殴り合いが空中で繰り広げられた




ライム【僕の邪魔をする君には、ここで消えてもらう！】




ジンペイ【そんなの本当のお前じゃない！


お前は普通の人間で、普通の俺の友達だった！！】



ライムと殴り合うジンペイの頭には、ライムとの思い出が浮かび上がる




ライム【何度言えば分かる……！


僕は人間じゃないんだぁ！！】





ライムが叫ぶのと同時に、テラノーグは感情に任せて拳を放ち



漆黒丸は攻撃をガードしたが後ろに飛ばされる

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