転生愛され少女とワイワイ日記 Part5【妖怪学園Y】【高等部編】[完結]

11話 ページ28

周りからはﾊﾟﾁﾊﾟﾁと、拍手が起こる




フブキ「元気でね、マタロウくん！」


コマ「また会おうね！」



メラ「頑張れよ！」


リュウスケ「また会おう！」



周りにいるみんなは、それぞれの言葉をマタロウにかけた



マタロウの目からは、滝のようにあふれる涙が





マタロウ「みんな……ありがとお〜！！」






____






[学園長室]




エンマ「世界に平和が戻り、妖魔界も完全復活を遂げつつある」


ぬらり「我々の役目も終わりですね」




エンマ「人の世で暮らすのも、満更ではなかったかな」



ぬらり「名残惜しくはありますが……我々は、我々の場所へと戻るとしましょう」




どうやら役目を終えたエンマとぬらりは、妖魔界に戻るようだ





キンヤ「そうか。こちらも寂しくなるな」


えんら「いろんなことがあって、私も自分の前世がなんであったか思い出しました」



キンヤ「とはいえ、私たちは今は人間だ。もうしばらく、この学園を見守っていこうと思う」



エンマ「そうしてくれ」





臼見沢「私はエンマ大王様のお側についていきたく存じます


妖魔界の再建には、私の力が必要になるかと」



そう話した臼見沢は胸に手を当て、頭を下げた




エンマ「いいだろう。ではこれからは、お前を本来の名で呼ぶとしよう…





"妖怪・しったかぶり"！」←



臼見沢「ちょー！そっちではない方で！！；」



臼見沢は慌てて、エンマの前に出る




エンマ「そうか。ならば…んんっ！






……"妖怪執事・ウィスパー"よ、俺についてくるがいい！」



臼見沢「うぃす〜！」





臼見沢____"妖怪執事・ウィスパー"は返事をして、お馴染みのポーズを取った






____






そして、再び 校門前にて____





ジンペイ「じゃあみんな！マタロウのために歌うぞ！






校歌斉唱！」

12話→←10話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す