17話 ページ17
ライム「ジンペイ、A……」
ジンペイ「ん?」
『どうしたの?』
私とジンペイ君は横を向くと、そこにいたライム君は私達を真っ直ぐに見つめる
ライム「地球を……地球の未来を、頼んだぞ!」
ジンペイ「おう!」
『うん、任せて!』
____
NOside
_____そして、アトランティスの都市から、無数の円盤型の飛行船が浮かび上がる
遂に宇宙へ旅立つ準備ができたのだ
ライムは船の窓から、どんどん小さくなっていくアトランティスの都市を見下ろす
ライム「……ジンペイ、A、またいつか会えるといいね」
そして、ライムは静かに目を閉じて彼女の笑顔を思い浮かべる
ライム「A……僕を救ってくれてありがとう……
…僕は君のことを………"愛してる"」
____
そして、宇宙船群は宇宙空間に到達した
アマーナ「跳躍航行に移ります!」
「はっ!跳躍航行、準備!」
そう言ったアマーナは右手に握ってある物を見つめる
アマーナ「(また会いましょう……翼夜さん………)」
握ってある物の正体は、創生の翼竜だった前世の翼夜から"あの時に貰った回路"…
その形はかつてラントが"ペンダントにしていたパーツ"と同じだった
アマーナはパネルにその回路をそっと置くと、パネルは光を帯び……
飛行船の底から"A"の文字が浮かび上がる
ホァン…、ホァン…、ホァン…、ホァン…
そして宇宙船は一つまた一つと次々と消えていき…
そして最後の宇宙船も消えていった____
____
A達は上を見上げながら、アトランティスの人々の旅立ちを見守っている
マタロウ「(アトランティスの人々は、宇宙に向かって旅立ちました
遠い時間が過ぎたのち、人類はいつか、彼らと出会える日が来るのでしょうか……?)」
翼夜「アマーナ、お元気で……」
『ライム君、またね……』
____
マタロウ「(僕たちはまた、何気ない日常へと戻って行きました
そしてここからが、僕にとってのY学園での
"最後の時間の、始まりとなるのです")」
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ラーイカ - 自分は前までy学園にちょっと興味あったぐらいなんですけどこの神作品を見てy学園にとても興味が湧きました❗最期めっちゃ泣きました😭ありがとうございます‼ (2023年4月25日 18時) (レス) @page36 id: c40491354b (このIDを非表示/違反報告)
よーさく - ありがとうございます。こんな素晴らしい物語を書いてくれて🙏あなたは神だ!!!! (2023年4月16日 23時) (レス) @page36 id: c88dc708d6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる - これまで見てきた夢小説の中でいっちばん大好きです!誰落ちとかもなくてさいこうすぎました!!!! (2023年3月29日 8時) (レス) @page36 id: 580960554b (このIDを非表示/違反報告)
甘雨 - 最高すぎてリピートしてます!番外編とかも書いてほしいです! (2022年8月11日 10時) (レス) @page35 id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 控えめに言って最高過ぎました。このお話をPart1から読んできて、軽く5回は泣きましたねハイ面白さと感動と…ほんっとにありがとうございました!!!読んでいる時間がとても楽しくて…原作の方でも思ったんですが、やはり終わりというのは寂しいものですね… (2022年3月8日 22時) (レス) @page36 id: 3be26313f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年3月6日 2時