転生愛され少女とワイワイ日記 Part4【妖怪学園Y】【高等部編】 (ページ6)

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6話ページ6

『ライム君？』

ラント「…ライム君、もしかしてキミも……」

ラント君は察してそう言うと、ライム君は小さく笑ったまま目を閉じた

ライム「…そういうことになるね」

『「「「えっ？」」」』

ライム君は顔を持ち上げると、眉を下げて笑って私達にこう話した

ライム「みんな、騙しててごめん。伝えたかったけど、タイミングを逃してしまって…

僕もこの"アトランティス"で生まれたんだ」

『「「「！」」」』

アマーナ「ライムは私と一緒に貴方たちの世界にお邪魔し、私の右腕として動いてもらっていたのです」

ライム君とアマーナさんがそう説明を施すと、ジンペイ君はいつもと変わらない様子で言う

ジンペイ「なんだ！ライムはアトランティス人だったのか！それならそうと言ってくれればよかったのに…

味噌くさいぜ！」←

味噌の入れ物を取り出したジンペイ君を見て、私は苦笑しながら訂正する

『それを言うなら、水臭い…だよね……；』

ジンペイ「ミミズくさい？」←

マタロウ「水くさい！！；」

またしてもとんちんかんな言葉を言うジンペイ君に突っ込むマタロウ君たちの後ろで

ライム君は小さく笑って目線を逸らす

ライム「……」

『(ライム君……？)』

私の目にはそのライム君の姿がハッキリと映った____

____

私達はベルトコンベアに乗っていき、ようやく宮殿へ着くことができた

ジンペイ「すっげぇ！！」

メラ「めちゃくちゃでけぇな……！」

目の前にそびえたつ黄金の宮殿はとてつもない大きさで、多分数百メートルはあると思う

アマーナ「ここがアトランティスの政治経済、そして科学開発に至るまでのすべてを司る宮殿です」

コマ「アトランティスの中枢だね……！」

『かなり凄い所の前にいるんだね、私達……』

アマーナさんはそう言うと、私たちの方へ振り返った

アマーナ「どうぞお入りください」

アマーナさんがそう言った途端に、アマーナさんの体を____そして私達を黄緑色のオーラが包み込んだ

マタロウ「えっ、なに！？」

須佐野「体が……！」

『光ってるの……？；』

ジンペイ「なんだぁ？」

みんなが驚いている中、その全員の黄緑色のオーラの光は強まり、あっという間に視界が白い光で見えなくなった___