20話 ページ48
漆黒丸「もう一度行くぞ!」
HERO達全員は、テラノーグと最虹丸と共にオズマに向かって突進する
ライム【おそらく、技を決める機会はもう多くない!】
『【うん、絶対に一瞬の隙も逃さないよ!】』
エンシャント「ハアァァッ!」
エンシャントはオズマの体を、己の剣で勢いよく切り裂いた
オズマ「ニャォォォ…!」
オズマは口の中に緑色のエネルギーを溜め始め、光線を放つ準備をする
その瞬間を最虹丸は逃さない!
『待ってたよ!!』
最虹丸は勢いよくウォッチにメダルをセット!
マジーン!
ユニバース!
右手を天に向けて伸ばすと、そこから7色に光る妖力がどんどん集まっていき____
『反旗のディスティニー・ディスロベイ!!』
最虹丸!!
その虹色の妖力は巨大な剣の形になり、最虹丸はその剣をオズマの口にに向かって突き刺した!
オズマ「ニャオォォォオン!!!」
剣を突き刺されたオズマは苦しそうに呻き…
オズマ「オォォォ……!」
技を受けたオズマはゆっくりと目を閉じ、力を抑制されてドシン…と地面に腹を当てて眠りについた
バウンサー「動きが止まった…!」
漆黒丸「いいぞ、A!」
『【ライム君!今だよ!!】』
ライム【………ありがとう、A!】
近くに来てそう言ったAに、少しの間だけ笑みを向けたライム
テラノーグ「この一撃で倒す!!」
テラノーグは最後の一撃を放つ為に、拳に全身の妖力を集める
ジンペイ【いけ!ライム!!アトランティスを守るんだ!!】
漆黒丸の中から、ライムに向かって叫ぶジンペイ
ライム【終わりだ……オズマ!!】
全ての力を込めたテラノーグの一撃が、動かないオズマに____
ドクン!!
ライム【っ!?!】
その瞬間、また激しい動悸がライムの身体中を走る
それと同時にテラノーグの動きもピタリ…と止まってしまった
『え…ライム君……?』
エンシャント「動きが止まった……!?」
漆黒丸「オズマに何かされたのか……!?」
急に動かなくなったテラノーグを、不審がる最虹丸と漆黒丸達
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月26日 3時