19話 ページ47
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その頃、テラノーグと最虹丸は共に、オズマに光線や光弾を放って攻撃を続けていた
漆黒丸「俺達も行こう！」
漆黒丸の掛け声で、ヒーロー達はテラノーグと最虹丸に加勢するために、一斉にオズマの前に立つ
漆黒丸「こっちだ！」
MTバウンサー「喰らうがいい」
テラノーグと最虹丸、そしてHERO達の怒涛の攻撃はオズマに確実にダメージを与えていた
アマーナ「ダメージが確実に積み上がっている…！」
戦況を船から見ていたアマーナの表情からは笑みが浮かぶ
アマーナ「マザーが再計算を始めている…
勝率30%とはおそらく、テラノーグと最虹丸の二人だけでで戦った時の確率…
皆が協力した事でその確率が跳ね上がっている…未来にあって、この古代にないもの……
それは妖力だけでなく、この"団結の力"のことだったのかも！」
だが、オズマもこのまま黙っているわけが無かった
オズマ「ニャオォォォォオン！！！」
咆哮と共にオズマの口から、巨大なビームが放たれてしまう！
「「「「うわあぁぁぁ！！」」」」
そのビームにHERO達は飲み込まれてしまい、吹き飛ばされた
アマーナ「！」
『みんな！』
最虹丸は後ろを振り向いて、みんなに向かって叫ぶ
漆黒丸「いってえ……！」
あまりにも大きすぎるダメージに、地面に横たわる漆黒丸達
アマーナ「……！」
アマーナは両手を横に広げると、身体から緑色の光が放たれる
その光を身体に浴びたみんなの傷と体力が一気に回復していった
ニンギョレディ「アマーナさんの癒しのパワー！」
漆黒丸「これでまた戦えるぜ！」
全快したヒーロー達は身体を起こして、再び戦うために立ち上がる
しかし、船の上にいるアマーナには疲れの表情が表れていた
アマーナ「っ……すみませんが、私の体力では今の一度の回復が限界…
あとは頑張ってもらうしか……」
テラノーグと最虹丸はオズマのことを慎重に分析し、攻略方法を考える
ライム【A、奴は攻撃を仕掛ける直前、大きな隙が生じる……】
『【つまり…そのタイミングで私が攻撃して、オズマの動きを抑制すれば……
この戦いに勝てる！】』
二人はそう話し合って、目の前にいる巨大なオズマの前に再び立った
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作者名：スタースト | 作成日時：2022年2月26日 3時
