17話 ページ17
メラ先輩やチアキ君、そしてスグル先輩は笑みを浮かべながらライム君にこう言った
ライム「………ありがとう、みんな」
そうライム君が言うと、みんなが彼に対して微笑む
…すると、どこか不満そうなジンペイ君が歩いてこちらに近づいてきた
ジンペイ「なぁ、ライム……
そろそろAの手を離そうか!」←
ライム「やだ」←
ジンペイ君の言葉に対して、真顔で即答したライム君←
これが引き金となり、二人の口論が始まった
ジンペイ「おい、ライム!
Aに抱きついたんだから早く離せって!!」
ライム「まだ満足してないから無理
それに、君だってAに色々やってんでしょ?」
ジンペイ「何言ってんだ!俺だってAで満足したいんだよ!!」←
『ちょっ……二人とも………;』
私を挟むように、ギャーギャー言い合っているジンペイ君とライム君
私はどうすればいいのか分からず、困り果てていた
すると____
翼夜「頭を冷やしなさい」
ガスゥッ!ゴスゥッ!←
ジンペイ・ライム「「アガッ!」」
急に現れた翼夜さんは、ジンペイ君を殴り、ライム君を蹴って、2人まとめて吹っ飛ばしたのだ←
『よ、翼夜さん……?やりすぎじゃ………;』
エルゼ《いや、これくらいが丁度いいの》
いきなり二人を吹っ飛ばした事に戸惑っている私に
霊体のエルゼちゃんは腕を組みなら、"当然だ"という表情で二人を見ていた←
だが____
ビービービービービーッ!
突然どこからか警告音が鳴り響き、それを耳にした私達は目を見張る
ジンペイ「なんだ!?;」
マタロウ「え!?今度はなに!?;」
『い、一体、何がどうなっているの……!?;』
だがライム君はその警告音を耳にし、眉をひそめて上を見上げていた
ライム「まさか、さっきの揺れは……!
…まずい!!」
ライム君は何かに気付いたようにハッと顔つきを変え、さっきいた場所へ駆け出した
『ライム君!?;』
翼夜「私達も急いで、ライムの後を追いましょう……!」
翼夜さんは焦った表情でそう言い、ライム君の後を私達は急いで追った
____
三角型の扉が自動的に開き、ライム君が中に入ると…
中には、四方八方から赤い稲妻が流れ込んでいて、台の上にはアマーナさんがいるのが見えた
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月26日 3時