15話 ページ15
アマーナさんはそう言うと、そっと胸に片手を置いてこう話した
アマーナ「みなさんの妖力を解析させていただいたおかげで
アトランティスはオズマを倒すために"最終兵器"を手に入れつつあります
そしてAちゃん、あなたの"更なる力"を覚醒させるアイテムも開発中です」
マタロウ「最終兵器に、Aさんの更なるパワーアップ……キターッ!」
『まさか、私のアイテムも用意してるんですね……』
アマーナさんの話を聞いて、マタロウが目を輝かせ、私は驚きで目を見開いていた
アマーナ「完成まで宮殿内で待機しておいてください
"最後の戦い"になるのですから」
____
ジンペイ「最終兵器ってヤツと、Aの パワーアップアイテム、早く完成しないかな〜」
私たちは、ロフトのような所に移動して、のんびりと待機していた
ジンペイ君は頭の後ろで手を組み、待ち遠しそうに呟いている
フブキ「焦らない焦らない!」
『じゃあ、一緒にこの景色を見ながら待っていようよ!』
コマ「そうだn____」
その時____
ゴゴゴゴゴ…
『!?;』
突然、うなるような地響きが鳴り、宮殿が大きく揺れた
ラント「地震か?」
メラ「……!、危ねぇ!!」
『えっ……!?』
メラ先輩が叫ぶと同時に、天井の大きな瓦礫がガラッ!と崩れ…
その真下にいた私に向かって落ちてくる!
コマ「Aちゃん!!;」
ジンペイ「A、避けろぉ!!;」
ジンペイ君が必死の形相で叫ぶが、瓦礫は私の距離を詰めている……このままでは間に合わずに直撃するだろう
『………くっ、;』
もうダメ……と諦めた私はギュッと目をつむる
…だが
突然、黄緑色のエネルギー飛んできて瓦礫を包み込んだ
バギィッ!!
やがてその瓦礫は粉々に砕け散る
メラ「!?;」
リュウスケ「なんだ!?;」
いきなりの出来事に目を見開く二人
みんなは急いで、私の元に近づいて無事なのか話しかけてきた
コマ「Aちゃん!!」
マタロウ「大丈夫!?」
フブキ「怪我はない!?」
『うん……大丈夫だよ』
だが、なぜ瓦礫が砕けたのか疑問に持った私は、さっきのオーラが現れた所に目を向けた
そこには____ 腕が黄緑色のエネルギーと化していたライム君がいる
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月26日 3時