転生愛され少女とワイワイ日記 Part4【妖怪学園Y】【高等部編】 (ページ26)

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26話ページ26

テラノーグと僕は共にデプロプスに向かって飛んでいく

デプロプス「デプロプス～！！」

デプロプスは巨大な腕を振り下ろすが、テラノーグは回避

しかし、腕はそのまま僕の方に____

ｶﾞｼｯ

デプロプス「デプッ！？」

『残念だったね』

なんと僕はその腕を、左手だけで完全に受け止めた！

デプロプスは腕を必死に引っ張っているが、ものすごい力で掴んでいる為、僕の左手からは離れられない

この隙に、高く跳びあがったテラノーグは腕を広げると

その指先が緑色に光り、長く刃のようにするどく伸びていく

テラノーグ「テラクロスブレイド！！」

胸の前でその腕をクロスさせ、勢いよくデプロプスの目を切りつけた！

すさまじい威力の斬撃に耐え切れず、後ろに倒れこみそうになるデプロプス

『ハァッ！！』

更に追い討ちでデプロプスの腕を僕は両手で掴み、そのまま勢いよくﾄﾞｼｨｨﾝ!と叩きつけた！

____しかし、その上のバリアに張り付いているオズマが、口からエネルギーを放出

オズマ「グォォォ！！」

そのエネルギーはバリア全体に広がっていき、そして赤い稲妻を纏ったデプロプスは身体を起こした

デプロプス「デプロプス～！！」

……すると、その稲妻がテラノーグの周りに発生し、彼の動きを止めてしまった

テラノーグ「ぐっ……！？」

『ライム君！？；』

ライム【動け、ない……！】

僕の隣で、急に動かなくなったテラノーグを見て、マタロウ君は不安そうに声を上げる

マタロウ「えっ？どうしちゃったの！？」

アマーナ「マザーを介して、オズマの妨害エネルギーがテラノーグに流入しているようです…！

早くマザーを修復しないと…！」

アマーナさんは最後の仕上げに入るために、タイピングのスピードを速めた

____動けないテラノーグに、デプロプスがゆっくり近づき、その腕を振り上げる

ジンペイ「やめろーーーーーッ！！」

ジンペイ君が大声で叫んだ、その時

『させない………！ライム君は僕が守る！！』

ライム【…A！？】

僕はデプロプスの前に立ち塞がり、それを見たライム君は驚いている

『見せてあげるよ僕の力を…

最虹丸の力を！！』