転生愛され少女とワイワイ日記 Part4【妖怪学園Y】【高等部編】 (ページ2)

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2話ページ2

マタロウ「正体って……」

ラント「すべて話してもらおうか

ここはどこなのか…そして、あなたが何者なのか」

ラント君がそうラナ先輩に聞くと、もう一度目を閉じてから周りの景色に目を向けた

ラナ「…ここは、あなたたちが住む世界の遥か昔に栄えた文明____

"アトランティス"」

マタロウ「アトランティス！？；」

『もしかして…大昔に存在していたあの……！？』

アトランティスという名を聞いて、驚きのあまりに私達は目を見開く

すると、ラナ先輩は広げた扇子を閉じてこう言った

ラナ「そして、私はこの国のすべてを司る"指導者"なのです」

コマ「アトランティスの指導者…！！」

すると、ラナ先輩の足元から緑色の光が溢れ出し、身体を包み込み____

光が晴れた先には、この古代の都市にふさわしい服装になった"アマーナ・エトラムス"が立っていた

ジンペイ「おお～！///」

その美しい姿に思わず見とれそうになるジンペイ君だったが…

ジンペイ「…ハッ！いかんいかん！！

俺にはAという、この先も一緒にいてくれる天使が……」←

『ジンペイくん……？；』

ぶんぶんと首を横に振りながらそう言うジンペイ君を見て、私は半目になりながら呟いた

アマーナ「これが私の、真の姿です」

真の姿を見せたアマーナさんを前にして、マタロウ君は目を輝かせる

マタロウ「おぉ～！これがラナ先輩の正体…！女神属性たかーい！」

『かわいい〜……！』

アマーナ「フフッ…」

私はキラキラした目でそう言う、アマーナさんは少し照れくさそうに笑っていた

すると、いつの間にか隣にいたジンペイ君がﾆｶｯと笑ってこう言う

ジンペイ「Aの方が可愛いけどな！」

『フフッ……ありがとうねジンペイ君！』

ジンペイ「ｸﾞﾊﾞｧｯ…!」←

私は笑顔を見せてそう言うと、ジンペイ君は幸せそうに胸を押さえたまま崩れ落ちた←

気を取りなおして、ラント君は一度、咳ばらいをして口を開く

ラント「"アトランティス"……はるか昔に滅びたとされる、伝説の超古代文明か」

フブキ「だからこんなに科学が発達しているのね！」

アマーナ「この世界から、あなた方の住む未来の世界に、ワームホールを使ってお邪魔させていただきました」

ラント「だが、そのアトランティスの指導者が、なぜY学園に？」