壮絶なるハイ&ロー対決 関ヶ原の合戦 1話 ページ10
NOside
豪万蛇「____これより、格闘型競技大会、【IKUSA】を開会する
両陣営ともスポーツマンシップに乗っ取り、正々堂々競い合ってもらいたい」
豪万蛇はメガホンをかまえ、離れている中等部に聞こえるようにそう言い放った
その後ろには険しい表情のライムと須佐野、それから高等部の生徒が立っている
須佐野「……本当にやんのか?もっと他に手はあんじゃねぇのか」
豪万蛇「Y学園全校に我ら高等部の力を示し、秩序を取り戻すため
これは学園で正式に認められた競技だ」
腕を組んだ須佐野が声をかけるも、豪万蛇はそう返すだけだった
須佐野「……」
____
Aside
ジンペイ「いっぱいいるな〜」
一方私達、中等部軍の方では、高等部軍を見てジンペイ君がそう呟いていた
コマ「なんかすごい圧迫感…!;」
フブキ「相手は高校生だもんね…;」
『(ついにこの時が来たんだ………;)』
私は向こうの高等部軍を見つめながら、真剣な表情をする
中等部の命運が私達にかかっている事を実感して、心の中を緊張感が支配した
その時、私の頭に何かが触れた感触が合ったので前を向くと
そこには私の頭を撫でて笑みを浮かべていたジンペイ君がいた
『ジンペイくん……!』
ジンペイ「心配すんなって!
Aは俺たちが絶対に守るからさ!」
『!………ありがとう』
私は笑顔をジンペイ君に向けると、フブキちゃんは歩いてこちらに近づいてくる
フブキ「うん!
それに、もしAに手を出した奴らは全員まとめて殲滅するから心配しないでね♪」←
コマ「いや、そんな事をしたらダメだから!;」
握った拳を見せてフブキちゃんはドス黒い笑顔を向けると、慌てた様子でコマ君が叫んだ
マタロウ「でも、これって競技大会だよね…?
なんだよこの殺気……!;」
マタロウ君の言う通り、遠くにいる高等部生の後ろには、ものすごいオーラが漂っている
マタロウ「それに僕が大将ってどういうことー!?」
後ろの方に座って叫んでいるマタロウ君に、人差し指を立てたフブキちゃんがルールを説明する
フブキ「旗を立てている装置には四方にペダルがついていて、4方向から同時に踏むと、旗が倒れて負けになるわ!」
リュウスケ「万が一ここまで敵に踏み込まれた時は、ペダルのひとつにしがみついて踏ませないようにすればいい」
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千鶴(プロフ) - 続きが気になりすぎるぅぅ(>罒<;//)早く続きを読みたいけど終わって欲しくない気持ちもある…。番外編とか日常とか読んでみたい。完結までずっと追いかけます!頑張ってください!!! (2022年2月23日 1時) (レス) @page49 id: a221853f3a (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 凄すぎるうううううううう!!! ここまで続けられている作者様が凄すぎて言葉が出ないです! 応援してます!!! (2022年2月11日 9時) (レス) @page9 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月11日 4時