11話 ページ39
コマ「臼見沢先生！？；」
ノズチカ「アンタここで何してんだ！？；」
ノズチカは掴んでいた手を離し、未だにびっくりしている臼見沢に話を聞く
臼見沢は、ずれたメガネを持ち上げて直し、みんなに説明した
臼見沢「いや何って、不穏な噂を聞きつけひそかに高等部をリサーチしていたのです」
須佐野「宿帳が空白だったが？」
臼見沢「記録が残らないように、消えるペンで名前を書いたのです」
そんな臼見沢に向かって、コマが話しかける
コマ「で、なにか情報は掴めたんですか？」
臼見沢「いやそれが、わたくしが生徒たちに怪しい男だと思われてしまい思うように動けず……
いったいわたくしのどこが"怪しい"というのでしょう！」←
肩をすくめてそう言うと、須佐野たちは臼見沢を見てこう即答する
須佐野「…いや怪しいな」←
フブキ「うん」←
コマ「怪しい……」
ノズチカ「あぁ…」
臼見沢「えっ！？；」←
みんなから怪しいと言われ、臼見沢はショックと驚きで体が固まった←
まぁ、臼見沢先生には怪しい要素がてんこ盛りですからね；←作者
____
一方その頃、ラナ先輩を除いた私達5人は、校舎の中で話していた
豪万蛇「校舎の中でも、めぼしい情報はなしか……
一度須佐野たちと合流して、対策を練りなおそう」
ジンペイ「わかった！」
『確かに、今はそうした方が良さそうですね』
ジンペイ君と私はスグル先輩を見上げながら返事をする
と、急にマタロウ君が私達に背を向けて申し訳なさそうにこう言った
『マタロウ君？』
マタロウ「あっ、その前に僕トイレに…」
豪万蛇「うむ」
こうしてマタロウ君は急いで、トイレに向かっていった____
____
NOside
マタロウ「確かこっちに……」
マタロウは急いで廊下を歩いていき足取りで角を曲がると……彼の瞳に何かが映る
マタロウ「……ん？」
目線の先には、さっきまで共に行動をしていた、ラナがいた
ラナは鍵を差し込んで教室の扉を開けると、その中に入っていってまた扉を閉ざす
マタロウ「……？」
____
ラナ「ウォッチの改良は上手くいきそう？」
ライム「うん。設計図を組み立てれば、なんとかなりそうだよ」
作業を続けるライムはパソコンを打ちながら、後ろにいるラナにそう答える
ラナ「よかったわ。ようやくここまできたわね」
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千鶴(プロフ) - 続きが気になりすぎるぅぅ(>罒<;//)早く続きを読みたいけど終わって欲しくない気持ちもある…。番外編とか日常とか読んでみたい。完結までずっと追いかけます！頑張ってください！！！ (2022年2月23日 1時) (
レス) @page49 id: a221853f3a (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 凄すぎるうううううううう！！！ ここまで続けられている作者様が凄すぎて言葉が出ないです！ 応援してます！！！ (2022年2月11日 9時) (レス) @page9 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2022年2月11日 4時
