15話 ページ24
ライム「ぐっ………!」
そして2人同時に地面に倒れ、ぶつかった反動で地面をゴロゴロ転がっていく
……その時だった
_____ゴゴゴゴゴ……
突然地響きが起こり……ドゴォッ!!と、地面が大きく割れた
『ジンペイ君!ライム君!』
ジンペイ・ライム「「!」」
慌てた様子でAは走りながら、地面に倒れ込んでいるジンペイとライムの前にやってきた
____その時、その割れた地面の中から禍々しくどす黒く赤い水晶玉が現れ、浮かび上がり………
パリィィンッ!!
大きすぎる力に耐えきれなかったのかその玉は粉々に砕け散る
そこから紫色の光が漏れ出て、その光は形を帯び始めた
形を帯びて姿を表した“何か”の目が赤く光り、巨体からバチバチと青い稲妻のように禍々しいが妖気が走っている
魔天・空亡「グォォォォ!!」
雄叫びを上げた何かの正体は"暴走魔天・空亡"だった
ジンペイ「なんだ!?;」
ライム「なんて恐ろしい気だ……!;」
ジンペイとライムは同時に立ち上がり、突如現れた空亡を見上げる
Aは空亡を見ながら、前世のことを思い出していた
『(まさか、あの空亡を間近で見ることになるなんてね…;
見た感じ妖力が暴走してるようだけど………)』
魔天・空亡「やっと満たされた……我が力」
空亡は愉快そうな笑顔を浮かべ、禍々しい剣をかざしてそう口にした
____
その遠くではいつの間にいた、エンマダイとぬらり師匠は、その空亡を見上げていた
エンマダイ「……あの邪悪な気は空亡
妖魔界離散の際に行方がわからなくなっていたが、こんなところにいたとは………」
ぬらり「姿形は変わっていますが、あれは紛れもなくヤツのようです」
エンマダイ「激しい闘いで発生した妖力を吸収し、完全復活を遂げたというのか……?」
____
ジンペイ「アイツ何者だ?」
ジンペイとライム、そしてAは空亡の近くに駆け寄り、そこの近くには豪万蛇と須佐野も立っていた
豪万蛇「かなりの力を持った敵のようだが」
ライム「戦闘力に換算して、魔神HEROのパワーの50倍……!」
ライムは冷静に分析し、硬い声でそう告げた
魔神HEROのパワーの50倍…とんでもない力だ……
須佐野「そりゃ全員がかりでもキツそうだな……」
『だけど、戦わないとみんなが危ない………』
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千鶴(プロフ) - 続きが気になりすぎるぅぅ(>罒<;//)早く続きを読みたいけど終わって欲しくない気持ちもある…。番外編とか日常とか読んでみたい。完結までずっと追いかけます!頑張ってください!!! (2022年2月23日 1時) (レス) @page49 id: a221853f3a (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 凄すぎるうううううううう!!! ここまで続けられている作者様が凄すぎて言葉が出ないです! 応援してます!!! (2022年2月11日 9時) (レス) @page9 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月11日 4時