16話 ページ3
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みんなイニシエHEROになるための特訓は完了したかと思えたが…
フブキ「ちょっと！なんでダメなの！？」
にんぎょ「ダメなものはダメよ
ラ〜ララ〜♪」
フブキ「うぅぅ…！」
にんぎょ「ふふ〜ん♪」
フブキ「いいから力を貸しなさいよ！！」
にんぎょ「しつこ〜いのよ〜♪」
私はみんなと一緒にフブキちゃんの所にやってきたが
どうやらにんぎょと険悪な雰囲気になっているのが分かる
ジンペイ「どうしたんだ？」
フブキ「聞いて！このにんぎょが______」
にんぎょ「ダメよダメ
この子メカは愛してるけど、人は信用してない」
私達に向かって言おうとした言葉を遮ったにんぎょに、フブキちゃんは怒りマークを頭に乗っけてまた怒鳴る
フブキ「そんなことないわ！みんなとだってうまくやってるし！」
にんぎょ「上辺だけはね。ラ〜ララ〜♪」
フブキ「アンタに何が分かんのよ！ていうかその話し方もイライラする……！」
フブキちゃんが激怒していると、私は少し前に出てにんぎょに話しかける
『ねぇ……フブキちゃんが人を信用してないってどういう意味なの？』
にんぎょ「実は___この子の心に触れたもの」
その言葉を聞いた途端、フブキちゃんは目を見開いていた
にんぎょ「だからわかるの、貴方の過去」
ジンペイ「フブキの過去？」
『…………』
私はにんぎょの言葉を聞いて考え込んでいると
少し動揺していたフブキちゃんは、すぐに腕組みをしてにんぎょに背を向ける
フブキ「もういいわ。別に無理して貴方の力を借りなくてもいいし」
にんぎょ「最近の子はすぐ逃げる〜♪」
フブキ「"オバサン"に言われたくない」
にんぎょ「うぐッ！！」
フブキちゃんが言ったオバサンという言葉が、にんぎょの頭にロケットのようにｸﾞｻｯと刺さった
だが、その一言が逆鱗に触れてしまったようだ…
にんぎょ「はぁ……？オ・バ・サ・ン……？」
目のハイライトが消え失せ、真っ黒な笑みを浮かべて詰め寄るにんぎょに、フブキちゃんは思わず怯む
にんぎょ「あたしは長生きしてるかもしれないけどね……
オバサンじゃ、ないんじゃボケェ〜〜！！」
突如、にんぎょの身体がどんどん肥大化していき、かわいらしい顔はオバサンに変わって______
デラックス「"ニンギョデラックス"！！」
巨大な妖怪、"ニンギョデラックス"となってしまった！
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千鶴(プロフ) - 続きが気になりすぎるぅぅ(>罒<;//)早く続きを読みたいけど終わって欲しくない気持ちもある…。番外編とか日常とか読んでみたい。完結までずっと追いかけます！頑張ってください！！！ (2022年2月23日 1時) (
レス) @page49 id: a221853f3a (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 凄すぎるうううううううう！！！ ここまで続けられている作者様が凄すぎて言葉が出ないです！ 応援してます！！！ (2022年2月11日 9時) (レス) @page9 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2022年2月11日 4時
