13話 ページ50
すると、ノズチカ先輩はキュウリに向かって高く跳び上がり…
ノズチカ「とう!」
なんと、チョップしてキュウリの先端を裂き、その中に自分の身体を入り込んだのだ!
河童「な、何!?;」
これには河童も驚愕していて、ノズチカ先輩を入れているキュウリはドシン、と音を立てて落ちる
河童「巨大キュウリを食べられないと悟ると、まさか自分をキュウリに食わせるとは…!
お前、見事な意外性じゃねぇか!オレの力を貸してやってもいいぜ!」
河童が胸を叩くと、紫色の光が溢れ出してキュウリに入ったままのノズチカ先輩を包み……
カッパー「お前にグッバイ!
"バイ・カッパー"!!」
グリーンのアーマを纏ったイニシエHERO
"バイ・カッパー"の誕生だ!
マタロウ「あれでいいんだ……;」
『まぁ……変身できたから大丈夫なんじゃない………?;』
____
『ふぅ〜……』
みんなの特訓をある程度見終わった私は、森の中を歩いてマタロウ君よりも先に、次の場所に移動している
『…みんなの妖力が私の中に集まっているのを感じる……!
あと少しでパワーアップできるかも!』
私は自分の手の平を見つめながら、一人で喋っていると…
急に近くの茂みガササッと揺れた
『え!?』
?「慌てないで、僕だよ」
私は驚いて後ろを振り向くと、そこから現れたのはライム君だった
『あっ!ライム君!』
ライム「みんなの妖力を順調に集めているようだね」
『えっ!知っていたの!?』
ライム「うん、まぁね」
驚いた私はそう口にすると、ライム君はニッコリと笑みを浮かべる
そんな彼に私は真剣な表情を浮かべてこう尋ねた
『ねぇ……ライム君って何者なの?』
ライム「う〜ん………
ごめん、それはまだ言えないね」
質問に答えてくれなかったライム君は、私の事を見てこう話す
ライム「あっ、そろそろ行ったら?
確か、みんなの所に向かっているんでしょ?」
『あ!そうだった!!
じゃあ、今度のIKUSAで会おうね!』
ライム君の言葉を聞いてハッとした私は、急いでみんなの所に走って向かった
ライム「…フフッ
やっぱり可愛いなAは……////
(……A、僕は君のことが好____)」
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ゆたんぽ。(プロフ) - 一番最初から、読ませてもらっています。更新楽しみにしてます! (2022年2月20日 8時) (レス) @page34 id: 71cc2f4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しみに見ています!翼夜さんの秘密が遂に分かりそうで、面白い!! 無理のない範囲で、更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月10日 8時) (レス) @page37 id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月3日 3時