12話 ページ28
『コマ君……私も一緒にいるから大丈夫だよ』ﾆｺｯ
コマ「Aちゃん……！///」
「____ござーるいっぱーつ！！」
突然上の方から、その声と共に火の玉が私たちの真上を飛んでいき、マグマに一直線に落ちていく
マタロウ「なになになに！？；」
『あっ！』
私は上を見上げてみると、さっきの忍者の二人が大砲を構えていた
「ござーるにはーつ！！」
「ござーるさんぱーつ！！」
容赦なく大砲から火の玉を放ち、次々と頭上から降って来る
最後の3発目が片方の橋の縄に触れ、ﾌﾞﾁｨｯと音を立てて千切れてしまった！
「「「『ああっ！！』」」」
「さっさと落ちろでござる！」
「A殿は助けが欲しければ声をかけるのでごさる……ﾆﾝﾆﾝﾆﾝ………♪」
上の方で忍者たちがニヤニヤと笑っているのを見て、頭にきた私はキッと頭上にいる忍者を睨みつけた
『"助け"？ﾊﾊｯ…
その必要はありませんよっ！！！ジンペイ君！！』
ジンペイ「おう！そんなに落としたいなら、落ちてやる！！
みんな、走るぞ！」
私に声をかけるられたジンペイ君は、普通の人なら信じられない行動に出る！
なんと、ちぎれてない方の綱を自らちぎったのだ！！
『行くよ！みんなっ！！！』
ジンペイ「走れーーっ！！！」
私とジンペイ君の叫びと同時に、みんなが向こう岸に向かって走り出す
ジンペイ「崖にぶつかる前によじのぼるぞ！！！」
そして____全力で走り切り、渡り切ることができたみんなは座り込んで肩で息をしている
チアキ「…信じられない方法だったけど、無事渡りきったっしょ
Aも結構大胆な行動をするんだね」
少し笑っているチアキ君がそう言うと
ジンペイ君は「へへっ」と笑い、『まあね♪』と私は笑ってお互いの顔を見つめ合った
しかし、今の行動をよく思っていない人が二人……
エルゼ《ねぇ………今の行動は何？》←
翼夜《今ので怪我をしたら、どうするつもりですか？》←
『え、えっと………；』
霊体のエルゼちゃんと翼夜さんは、怒りのオーラを放ちながら私の顔に近づけている
二人のオーラとドスの効いた声に、動揺しまくる私でした；←
____
一方の忍者は____
「まさかこのからくりも抜けるとは……」
「急ぎ豪万蛇様に報告でござる！」
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ゆたんぽ。(プロフ) - 一番最初から、読ませてもらっています。更新楽しみにしてます！ (2022年2月20日 8時) (
レス) @page34 id: 71cc2f4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しみに見ています！翼夜さんの秘密が遂に分かりそうで、面白い!! 無理のない範囲で、更新頑張ってください！応援してます！ (2022年2月10日 8時) (レス) @page37 id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2022年2月3日 3時
