検索窓
今日:5 hit、昨日:34 hit、合計:33,698 hit

5話 ページ21

それを見た私は、後ろを向いたままこう言い放つ



『ラント君、チアキ君……お願いね』



ラント「任せろ」


チアキ「オーケー」





するとラント君とチアキ君はジンペイ君の腕をガッチリ掴み、拘束する←



ジンペイ「あ〜!離せよぉ〜〜!!」




叫ぶジンペイ君を引きずりながら、私達は奥の方に進んでいった






____






私達は、からくり回廊へと続く木製の通路を歩いていく




ラント「からくり回廊か……この通路は、なんの変哲もないようだが」


『とくに目立った仕掛けは無いね………』



ラント君と私はそう呟きながら、通路を歩いて先に進んでいく





____天井裏から忍者に見られていたことに気づかないままで






____






廊下を歩いていくと、目の前の扉が横へスライドし、新たな道が現れる




ラント「あれは?」




開かれた道の真ん中まで来たところで私達は足を止めた



ジンペイ「ここに“からくり”があるのか……

よっしゃ!どっからでもかかってこい!」



ジンペイ君はやる気満々でそう言い、しばらく待ってみるが…





チアキ「……って、なーんもないっしょ」



どこかが変わったり、動き出すこともなく、何も起きなかった



『何でだろう……?』


ラント「来る道を間違えたのか?」



マタロウ「いや、違う」



私とラント君が呟くと、考え込んでいたマタロウ君がその言葉を否定した





マタロウ「この部屋には、きっとどこかに"どんでん返し"がある!」



ラント「【どんでん返し】?」



マタロウ君の言葉を聞いて、私はどんでん返しの事を思い出す



『もしかして、あのクルクルって回る隠し扉のこと?』


マタロウ「そう。それを見つければ先に進める!」


ジンペイ「よし!だったら探そうぜ!」






私達は早速、壁に両手を当てたり、押したり引いたり、拳で叩いてみたり…といろいろ試してみる



しかし、今のところはなんの変化もない




『……あれっ?特に何もないよ……?』



チアキ「んー……」



チアキ君が腕組みをして壁に寄りかかった……その瞬間





ガラッ




チアキ「えっ?」



突然その壁が回転し、チアキ君が扉の向こう側に行ってしまった




『チアキ君が消えちゃった!?;』



私はチアキ君が消えた瞬間を目撃してしまい、びっくりして目を見開いた

6話→←4話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (76 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
設定タグ:妖怪学園Y , 妖怪ウォッチ , 転生・愛され・高等部編   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆたんぽ。(プロフ) - 一番最初から、読ませてもらっています。更新楽しみにしてます! (2022年2月20日 8時) (レス) @page34 id: 71cc2f4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しみに見ています!翼夜さんの秘密が遂に分かりそうで、面白い!! 無理のない範囲で、更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月10日 8時) (レス) @page37 id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月3日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。