11話 ページ2
フブキ「"美人加工モード"っていうのがあったんだけど……
これが美人加工50%」
そう言ってフブキちゃんが写真を見せると、そこに写っているフブキちゃんは、口角がほんの少し不自然に上がっている
コマ「なんか微妙だね……;」
ジンペイ「ちょっと老けてるような」
さらっと失礼なことを言ったジンペイ君を、フブキちゃんはジト目で見ながらもスルー
「で、これが75%」と次の写真に写っているフブキちゃんの髪型や、目つきが段々と変わってきていた
マタロウ「うっ……;」
『なんか、徐々にあの人の顔に似てきてない……?;』
この写真を見て、マタロウ君と私は嫌な予感を感じていた
フブキ「これが100%」
最後の写真を見せると、もはやフブキちゃんの面影は消えて
完全にタマヨさんの顔に成り代わっていた←
ジンペイ「あっ!タマヨだ!」
コマ「"美人加工モード"じゃなくて"タマヨ加工モード"だね!;」
フブキ「誰それ?」
目を丸くして疑問を持つフブキちゃんに対して、マタロウ君が答える
マタロウ「高等部の学園長なんだって」
フブキ「へぇ〜………」
それを聞いて、フブキちゃんはジト目で写真を見つめていた
『…………ジッ…』
すると急に私は、フブキちゃんの顔を間近でジッ…と見つめ始める
フブキ「え、A?///」
『……うん!
やっぱり、フブキちゃんは普通のままの方が可愛いよ!!』
フブキ「クッ……!Aが可愛すぎる……!/////」←
Aちゃんの笑顔に、フブキちゃんは可愛さのあまりに赤面のまま胸を押さえていた←作者
____
まぁ色々あったけど、フブキちゃんと合流した私達はメラ先輩たちがいるゲームセンターへ向かった
店内に入ると、中は薄暗くてゲームの音が鳴り響いていて、歩き回りメラ先輩たちの姿を見つける
ジンペイ「俺も対戦ゲームやりたい!」
チアキ「やんない方がいいよ」
ジンペイ君の要望に、ゲーム画面に目を向けたままのチアキ君は即答した
ジンペイ「え?」
不思議に思ったジンペイ君は、ゲーム機のタイトルに目を通す
ジンペイ「"タマヨファイターズ"?」
チアキ「全キャラこのおばさんだから、盛り上がりに欠けるし」
チアキ君が操作する画面には、姿形は違うものの、全て顔が完全にタマヨさんだった
36人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「妖怪ウォッチ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆたんぽ。(プロフ) - 一番最初から、読ませてもらっています。更新楽しみにしてます! (2022年2月20日 8時) (レス) @page34 id: 71cc2f4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しみに見ています!翼夜さんの秘密が遂に分かりそうで、面白い!! 無理のない範囲で、更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月10日 8時) (レス) @page37 id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月3日 3時