転生愛され少女とワイワイ日記 Part2【妖怪学園Y】【高等部編】

24話 ページ15

須佐野先輩が呟いた言葉に、疑問を抱く私達





『やっぱり、何かがあったんですね……』



須佐野「そうだ。豪万蛇はもともと、悪い人間ではないんだ」




須佐野先輩は昔にあった事の話をしてくれた____






____






須佐野 side



俺と豪万蛇はかつて、ライバルであり親友だった






豪万蛇《_____なあ須佐野、笑うなよ》


須佐野《何が？》





豪万蛇《私は、高等部の生徒会長になる》


須佐野《生徒会長…？お前、王坊寺先輩と張り合うつもりか？》



豪万蛇《無理だと思うか？》


須佐野《……いや、お前ならなれる！




俺も力になるぜ》








……そして、アイツは無敵の人気を誇っていた王坊寺先輩を打ち負かし、生徒会長になった




そして俺は生徒会の理想を実現するために結成された、"須ン選組"の局長になり、学内の治安を守る日々を送っていた





……しかしいつしか







豪万蛇《ご苦労だった、須ン選組諸君》


須佐野《おう、豪万蛇！》





豪万蛇《______豪万蛇会長 と呼べ》


須佐野《……え？》




豪万蛇《まだ動ける者がいるようだが》


須佐野《もう勝負はついている！》





豪万蛇《私は完全なる"品位"ある世界を作るのだ



敵対する人間は完膚なきまでに叩き潰せ！


生徒会に対抗することがどれほどの罪か、体に叩き込め！！》



須佐野《もう充分伝わってる！！》



豪万蛇《私の命令が聞けないのか？》



須佐野《命令なんて言い方やめろよ、


俺ら友達だろ？》





豪万蛇《友達ではない！私は貴様の"上官"である！！》


須佐野《……！》

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