5話 ページ5
その人の見た目は、ジンペイ君と同じく猫耳のような癖っ毛がついているけど、髪色は黄緑色
小さいながらもアホ毛も２つに分かれていて、黒目の大きめの瞳も、ジンペイ君とは形が違っていた
『言われてみると似てるけど、髪の色とか違うし……』
ジンペイ「確かに、よく見たら全然違うよな！」
ライム「僕は“芦矢ライム”よろしく」
ジンペイ君と私に、自己紹介をするライム君
『(やっぱりライム君だったんだ……！
ジンペイ君とは違う魅力を感じるね………)』
私は推しの一人であるライム君の事を考えていると、
ジンペイ君は眉を寄せ、もう一度ライム君を指差した
ジンペイ「でもお前、見たことない顔だけど転校生か？」
ライム「違うよ。僕は"高等部の生徒"だよ」
「『高校生！？』」
ライム君から話された衝撃の事実に、私とジンペイ君は同時に驚きのリアクションを取る
ジンペイ「全然見えない！！」
ライム「うん、だろうね。僕は飛び級で高等部に入ったから、年は中等部の年齢だし
あと、目立たないように中等部の制服を借りてきているのもあるか」
『そうなんだ……！』
ライム「ふふ、ありがとう」
私が感心の目を向けると、ライム君が笑みを零した
そんなとき、ジンペイ君が声を上げる
ジンペイ「ちょっと待てぃ！！“飛び級”ってなんだ、空飛ぶキュウリか！？」←
『違うから！；』
私はジンペイ君のボケに速攻でツッコミを入れた
ライム「飛び級ってのは、中学の科目をすべて先に終わって、3年分をスキップ
つまり、飛んで進級したってことだよ」
苦笑いを浮かべるライムの説明を聞いて、ジンペイ君は頷く
ジンペイ「“飛び級”ってそうゆうことだったのか」
ライム「そう。だから高等部とはいっても、キミたちと同じ年齢なんだ」
『私達と同じ歳なのに高校生なんだね……』
ライム「そういうことだから、僕のことは“ライム”と呼んで欲しい
そのかわり、僕も君たちのことを“ジンペイ”、“A”と呼ばせてもらうからさ」
ジンペイ「分かった！ライム！」
ライム「ジンペイ！」
お互いの名前を呼び合うライム君とジンペイ君
しかし、ふと私はある疑問を持ち、ライム君に尋ねた
『そういえば………ライム君、何で私の名前を知っているの？』
私の言葉にライム君はｷｮﾄﾝとすると、私にこう話した
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耳黒パンダ - 高等部編!待ってました! (2022年2月19日 20時) (
レス) id: 7e5314f463 (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 楽しみにしておりました！ めちゃくちゃ嬉しいです(嬉しすぎて語彙力がどっかいきました(´∀｀*))！ (2022年1月26日 6時) (レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2022年1月26日 3時
