4話 ページ4
マタロウ「じゃあ、やっぱりあれはジンペイくんのドッペルゲンガーだったんだ……!
猫妖怪がいるとこまで完全再現だし……!!;」
マタロウ君は青ざめた顔でそう言うが、ジンペイ君は全く慌てていなかった
ジンペイ「とにかく、そのドッペ…フフンフー、に会わないようにすればいいんだろ?気をつけるぜ!」
その時ジンペイ君の腹からグゥゥゥ〜〜…っと音が鳴った
ジンペイ「なんか腹減ったからエビマヨ春雨餃子パン買ってくる!Aも行こうぜ!」
『えっ?ちょっ!』
ジンペイ君は笑顔で私の手を取り、そのまま部室から出て行ってしまった
チアキ「あの赤猫、さりげなく僕のAに触ってるし……」
フブキ「私のAになんてことを…!」
コマ「いやフブキさんのじゃないからね?僕のだからね?」←
マタロウ「いや僕でしょ」←
残されたみんなはAちゃんのことで言い合いをしていました;←作者
____
廊下を歩きながら、私の隣にいるジンペイ君は自分に似ている人物について考え込んでいた
ジンペイ「俺に似てるってことは、ソイツもAが好きなのかなぁ…
なにっ!そうなるとまたAに対するライバル出現か…!!;」←
『あの〜……声がダダ漏れだよ………;』
闘争心を燃やしているジンペイ君を、私は呆れた目で見ていた
すると、曲がり角から現れた男子生徒にドンッ!とジンペイ君はぶつかってしまう
ジンペイ「あだぁっ!」
『ジンペイ君!大丈夫?』
ジンペイ「あ、あぁ......あぁぁぁぁあーっ!!」
ジンペイ君は顔を上げると、目を丸くして思わず声を上げる
気になった私はジンペイ君の視線の方に目を向けると……
『あっ!………あなたは!!』
?「…あっ、キミ達は………」
目の前に立っているあの時に会ったジンペイ君そっくりな生徒が立っていた!
ジンペイ君はすぐさま立ち上がり、目の前の人物をビシッと指を差す
ジンペイ「お前だな!?このドッペフフンフーめ!」
『ドッペルゲンガーだよ……;』
?「寺刃…ジンペイ……と竜世…A……?」
ジンペイ「えっ?なんでドッペフフンフーが俺とAのことを知ってる?」
?「僕はドッペルゲンガーなんかじゃないよ。キミと顔の感じと髪型が少し似てるだけさ」
男子生徒はにこっと笑いながら、ドッペルゲンガーの事を否定した
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耳黒パンダ - 高等部編!待ってました! (2022年2月19日 20時) (レス) id: 7e5314f463 (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 楽しみにしておりました! めちゃくちゃ嬉しいです(嬉しすぎて語彙力がどっかいきました(´∀`*))! (2022年1月26日 6時) (レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年1月26日 3時