8話 ページ27
『売ってるものは、万年筆、日傘、サンバイザー、オペラグラス.....
たしかに上品だけど、普通ここまでやるのかな……?;』
マタロウ「食べ物がないなんて、これじゃやっていけないよ!」
ジンペイ「外に出るぞ!!」
____
外に出て向かったのはモグモグバーガーだったが………
ジンペイ「えぇ〜〜!?買えない!?
なんで!!?」
店員「ごめんなさいね
中学生がファーストフードで外食なんて、下品だってことになっちゃって………」
マタロウ「そんな………」
『こうなったら、次に行こう!;』
____
今度はカレーハウス ナマステに向かったが、ここも……
店員「ごめんネ
カリー、日本の中学生には売れないネェ」
フブキ「嘘でしょ!?」
『Oh No!;』←
ジンペイ「うぅ……!」
____
その後もいろいろと回ったが、全て他の店と同じ状況だった
ジンペイ「腹減ったぁ〜………」
ふらふらと歩くジンペイ君と、眉を下げる私たちの耳に、どこからか音楽が聞こえてくる
《い〜〜しや〜〜〜きいも〜〜》
音楽に反応して頭を上げた先には、校門の前に止まった焼き芋屋の車があった
ジンペイ「おお!焼き芋!」
『しかも、こんなにタイミングよく!』
マタロウ「救世主だ!」
そして、焼き芋を無事買うことができた私達は、校舎へ続く道を歩いていた
『ん〜〜美味しい〜〜〜///』
「「「「(うん、可愛い)」」」」←
美味しそうに焼き芋を食べている私と、その姿を眺めているみんなが歩いていると
目の前にラント君が現れ、それに気づいたジンペイ君は声をかけた
ジンペイ「モグモグ……あっ、会長!」
ラント「これはまずいことになったぞ……;」
ジンペイ「会長も食べる?」←
『まずいこと……って、どういうことなの?』
ラント「……改訂校則第112条、"授業中に屁を放った者は厳罰に処する"……;」
目を閉じて顔をしかめたラント君が言った言葉に、「えぇっ!?」とジンペイ君を除いた私達が声を揃えて驚く
そして、ラント君の口から更にとんでもないことが話された
ラント「そして、Aが改定校則を破った場合……
高等部側に、引き渡すことになっている……」
ジンペイ「なんだとぉ!?」
これには流石のジンペイ君も、食べるのをやめて目を見開き驚愕した
79人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「妖怪ウォッチ」関連の作品
推しは推しと云う概念だからこそ推しと呼ぶのだその2【妖怪ウォッチシャドウサイド...
お日様みたいな君。【エンマ大王】
妖怪ウォッチ使い、「『妖』魔界」ならぬ『魔界』にいざ魔入る!Part5
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
耳黒パンダ - 高等部編!待ってました! (2022年2月19日 20時) (レス) id: 7e5314f463 (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 楽しみにしておりました! めちゃくちゃ嬉しいです(嬉しすぎて語彙力がどっかいきました(´∀`*))! (2022年1月26日 6時) (レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スタースト | 作成日時:2022年1月26日 3時