2話 ページ21
チアキ「しょうがない、中等部は僕たちが守るしかないっしょ」
ノズチカ「そのようだな」
するとそこに……
ジンペイ「品っ、品っ、品っ!俺たちに品がないだとぉ!?ヒヒーン!」←
ジンペイ君はカウボーイのコスプレをして声を張り上げると、尻を向けてブッ!と屁を放った←
フブキ「確かに品はないけども………;」
『……うん………;』
フブキちゃんが呆れた表情でそう言い、私は隣で半目のまま頷く
すると、後方にいたラント君が生徒の間から豪万蛇会長の目の前に出てきた
ラント「豪万蛇会長
中等部生徒会長の、霧隠ラントです」
豪万蛇「フン...ようやく品を感じさせる者が出てきたか」
ラント「中等部を代表してお答えします
総退学の要求は、お断り_____」
ジンペイ「断る!!」
そこにジンペイ君が割り込んで、ラント君の言葉を遮った
ジンペイ「俺たち中等ブーは!!お前たち高等ブーの言いなりにはならないっ!!!」←
さらに豪万蛇会長に尻を突き出しながらお下品に言い切った←←
『ジンペイ君…、先輩にお尻突き出しちゃダメだよ……;』
ジンペイ君の態度を見て、豪万蛇会長は心底不愉快そうに眉を寄せた
すると、今度は私の方に視線を向けて口を開く
豪万蛇「確か……君は竜世Aだな」
『え…?………は、はい!;』
いきなり声をかけられて戸惑った私
突如、豪万蛇会長から思いもしなかったことが話された
豪万蛇「単刀直入に言おう
我々、高等部生徒会に来る気はないか?」
『………え?!;』
ジンペイ「ハァッ!?;」
ラント「!?;」
私だけではなく、ジンペイ君やラント君達も目を開いて驚愕した
そんな事を気にせずに豪万蛇会長は話し続ける
豪万蛇「あらかじめ、君の今までの成績などのデータは把握している
私は君のような優秀な人材を、この学園から追い出すのは惜しいと思っていてな……
だから我々、高等部に来ないか?君にとっても悪い話では無いはずだが………」
豪万蛇会長はそう言い少しだけ笑い、私の事を見つめた
その話に私が出した答えは____
『申し訳ありませんが、丁重にお断りします
そして、中等部のみんなを総退学には絶対にさせません!!』
私は大きな声で言い切ると、豪万蛇会長は話し合いは無理だと悟ったのか
目を閉じて少しだけ黙るとこう告げた
80人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
耳黒パンダ - 高等部編!待ってました! (2022年2月19日 20時) (レス) id: 7e5314f463 (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 楽しみにしておりました! めちゃくちゃ嬉しいです(嬉しすぎて語彙力がどっかいきました(´∀`*))! (2022年1月26日 6時) (レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スタースト | 作成日時:2022年1月26日 3時