2話 ページ2
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[YSPクラブの部室]
そして、翌日の朝…
私はジンペイ君、コマ君、フブキちゃん、チアキ君と
怨霊や妖怪のバケーラとゴロミと一緒に部室の中にいた
『………;』
______でも、私はとんでもないことに巻き込まれている
何が起きているのかというと…
ジンペイ「チアキ先輩、今すぐAを離せって!」
チアキ「絶対にヤダ」
睨んでいるジンペイ君を、ドヤ顔でチアキ君が私を後ろから抱きしめているのを見せつけているのだ←
コマ「Aちゃんに何してるのかな…………!」← ギロリ
フブキ「この男どもが……」← ギロリ
その光景を見て、フブキちゃんとコマ君は黒いオーラを纏いながら睨んでいる←
このカオスな状況に、私はハァ…とため息をついた
『(翼夜さんとエルゼちゃんならどうにかしてくれそうだけど……
あの戦い以来、私の中でずっと寝ちゃっているからな………;)』
私はなんとかチアキ君から距離を取っていると
突然、ドアが勢いよくスライドして慌てた様子のマタロウ君が入ってきた
マタロウ「ジンペイくん!!」
『あ、マタロウくん。おはよう♪』
私はいつもの態度で挨拶すると、マタロウ君の顔が赤くなった
マタロウ「お、おはよう!////
(ヤバい!今日もAさんが可愛い!!////)←
って、そうじゃなくて!大変なんだ!!;」
ジンペイ「なんだよ?」
マタロウ「学校に来る途中、ジンペイくんを見たんだ!!」
ジンペイ「今も見てるだろ?」
ジンペイ君の言葉を、すぐさまマタロウ君は慌てた様子で否定する
マタロウ「違うんだよ、ジンペイくんに似てるんだけど
ジンペイくんじゃない別の人を見たんだよ!!」
ジンペイ「何?」
『それってどういうこと?』
私達に分かるように、マタロウは先ほどあった出来事を話し始めた
____
[前にあった事の回想]
マタロウ《やばいよやばいよ!遅刻だよー!
なんでみんな僕を起こしてくれないんだよ…
……ん?》
カバンを肩にかけ、愚痴を呟きながら走っていたマタロウ
そんなとき、視界に入ってきた人物____ジンペイに似ている後ろ姿に思わず足を止めた
マタロウ《お〜い、ジンp____って
ええっ!?》
しかし、よく見てみるとその人物はジンペイでは無いことにようやく気づいた
更に横には"何かの猫妖怪"が浮いている
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耳黒パンダ - 高等部編!待ってました! (2022年2月19日 20時) (レス) id: 7e5314f463 (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 楽しみにしておりました! めちゃくちゃ嬉しいです(嬉しすぎて語彙力がどっかいきました(´∀`*))! (2022年1月26日 6時) (レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年1月26日 3時