7話 ページ21
そしてマゼラタインに近づき、指を差してこう話した
ラント「おいマゼラ!貴様を確実に倒す方法を思いついた!」
マゼラタイタン「ほう」
ラント「Y学園の隠し機能"ガッコウガーY"を起動すれば貴様など我々の敵ではない!!
どうだ、戦ってみる勇気はあるか!?」
マゼラタイタン「…………」
マゼラタイタンはラントと話を聞いて、考えるために一度黙り込んだ
スカイ「うまく煽ってるっしょ」
バイパー「だが、挑発に乗るかどうか……」
ラント「…………!;」
果たしてラントの賭けは吉と出るか、凶と出るか……
マゼラタイタン「…………いいだろう」
ラント「!」
マゼラタイタン「星を食べるには住人達の絶望が最高のスパイスになるのである
あと少しだけ待つのである」
____
[学園長室]
与えられた少しだけの猶予でみんなは急いで学園長室に行き、ガッコウガーYの使用許可を貰いにいった
ちなみにジンペイとAは、仲良くソファーで爆睡中である←
フブキ「という事で……!」
マタロウ「ガッコウガーYの出撃許可を!」
メラ「時間がねぇ!早くしてくれ!!」
コマ「……学園長?」
?「お前達、まずは俺の話を聞け」
そう言いながらY学園の旗の裏からある人物が現れる
その人物の正体はいつもの服装とは違い、赤いスーツを着たエンマ大王だった
フブキ「あ…あなたは……!」
キンヤ「諸君、この学園の隠し機能、
もとい"隠し理事長"を紹介しよう」
エンマダイ「俺がY学園理事長の"エンマダイ・シュンスケ"だ」
どうやらエンマの学園での正式な名称と立場は、
理事長のエンマダイ・シュンスケと言うらしい
コマ「理事長だったの?!」
エンマダイ「あぁ」
コマの驚いた言葉にエンマダイはそう答えた
エマ「あなたは……私の夢に出てきた金髪さん……?」
エンマダイ「すまなかったな、大王路エマよ」
エマ「えっ……?」
エマは驚くとエンマダイは次のように説明した
エンマダイ「俺達の世界がN星人に滅ぼされた時、魂だけになった俺とぬらりは長い間彷徨った……
やがてその魂の力も消えかかろうという頃…
俺は生まれたばかりの赤ん坊の身体に入り込んだ。それがお前だ、大王路エマ」
エマ「……!」
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年1月10日 3時