転生愛され少女とワイワイ日記 Part11 【妖怪学園Y】【Nとの遭遇】 (ページ41)

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8話ページ41

チアキ「へぇ〜〜……

それってやっぱり、“A”の事？」

チアキは彼の考えている事を当てて、ラントは微笑んだ

ラント「フッ……最後の戦いは厳しいものになる

復讐の感情だけでは、最大の能力を発揮できない」

ノズチカ「分かっている」

チアキ「戦いは勢いじゃない。タクティクスだって必要だしね」

ラント「そういう事だ」

チアキ「それに復讐なんかロックじゃないしね。やっぱ"ラブ&ピース"っしょ」

チアキは目を閉じながら口元に笑みを作り、ｷﾞｭｲｰﾝとまたギターを弾いた

ラント「お前もだんだん、アイツみたいになってきたな」

チアキ「お互い様っしょ」

どうやら、みんなにとってAは大きな存在になっているようだ………

____

Aside

私達3人はお互いに案を出し合いながら、設計図を描いていた

『こんな感じはどうですか？』

翼夜「ふむ……ここをこうすれば良くなると思います」

エルゼ《ん〜……結構、形になってきてるわね》

試行錯誤を繰り返し、設計図はイイ感じに仕上がっていた

するとジンペイ君がマタロウ君とコマ君を連れて、手を振ってこちらにやって来る

ジンペイ「おーい！A～！」

『あ、みんなお帰り』

だけど、マタロウ君は浮かない顔をしていた

マタロウ「Aさん、実は………；」

ジンペイ君達の話によるとお立ち台に使う木材が少ししか集まらなかったらしい

恐らく、他のクラブ達の出し物に木材を使われてしまって残りが残っていないのが原因なのだろう

これを見て私達は苦い顔をした

『ちょっと少なずぎるね……；』

翼夜「この量では、この設計図通りに作れませんね……；」

ジンペイ「あっ、そうだ！」

『「「ん？」」』

ジンペイ「地面の上にお立ち台を作るんじゃなくて、周りの地面を掘るんだよ！

そうすれば高い所で学園長がスピーチ出来るぞ！！」←

ジンペイ君の閃いた逆転の発想、

だがそれをやるのは難しいと思うが……

コマ「それってショベルカーとかないと無理だよね……；」

『今から掘って、今日中に間に合うの……？；』

マタロウ「逆転の発想ではあるけど……；」

私達の疑問にジンペイ君はこう返した

ジンペイ「100点マッスル！」←

マタロウ「逆転の発想！；」