転生愛され少女とワイワイ日記 Part11 【妖怪学園Y】【Nとの遭遇】

2話 ページ17

『変身！！』





アルティメット！



レボリューショーン！change Hero！



Aは、白色の光が点滅している夜の大空を背景に腕を交差させた




ワイバーン・ゼロ！



腕を少しずつ開き、ビシッとポーズを決めると、背後に"UR"と表われ、ベゼルを回す




イエッ！カモン！ヨッ！カモン！



瞬間、点滅していた光が自身の体に集まっていき、体全体が光に包まれると


勝手にウォッチのベゼルが開いて"Y"の描いてある盤面に変わった





wow！Wow！オリジン！！



光が体から剥がれていき、背中からマントが生成される！







『原点、頂点、心機一転！



ワイバーン・ゼロ！！』




ワイバーン・ゼロは愛刀"妖竜刀 飛翔"を構え、エルゼメキアと対峙する




『("あれ"が成功するためにはエルゼちゃんを弱らせる必要がある……



全力で戦わないと！！)』





____






その頃、ラント、メラ、リュウスケの3人は外の様子が可笑しいことに気付き、


何が起こっているのかを校舎の中から、伺っていた



メラ「なんだありゃ……？！；」


ラント「ついに牙を剥いてきたか……


おそらく、これは最後にして最大の攻撃……！」





リュウスケ「なっ！あそこにAちゃんもいる！；」


メラ「何っ！？；」



リュウスケが指を差した場所にはエルゼメキアとワイバーン・ゼロに変身したAが対峙している




ラント「私達も急ぐぞ！」


メラ・リュウスケ「「ああっ！」」



その場を駆けだしていったラントの背中をメラとリュウスケは走って追い、Aの元に急いで向かった





____






フブキ「あれはエルゼメキア……！？」



コマ「それにAちゃんもいるよ！


彼女は本気で学校を破壊する気だ！；」



ジンペイ、コマ、フブキの3人は校舎の物陰に隠れて2人の姿を見た





ジンペイ「なぁにぃ〰〰！？



このバカチンがぁ！先生1回しか言わないぞ？


学校を壊すな〜！はい学校という字は____」←



ジンペイは熱血教師ドラマに出てきそうな先生の真似をしてボケ始めると




コマとフブキが黒いオーラを纏い、ジンペイの前に立った




フブキ「そんな事してる暇があるのかしら……？？」



コマ「早くAちゃんを助けに行こうね、ジンペイ君？？」



ジンペイ「誠に申し訳ありませんでした」←



フブキとコマのオーラと言葉の圧に負け、ジンペイは二人の前で土下座をする←

3話→←悲しき戦姫 エルゼメキアの最期 1話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す