6話 ページ6
その後ろで…
ジンペイ「許さん…！俺のAに許可なく近づきやがって…！！」←
コマ「いや、ジンペイ君、僕のAちゃんだよね？」←
フブキ「大統領だろうと誰だろうとAに汚い手で触れるなら、全員[自主規制]す」←手にバズーカー
この時の私は、緊張感で頭が真っ白だったので、
ジンペイ君、コマ君、フブキちゃんが殺気立っていることに気づけなかった←
ラント「…一体何が目的だ…？」
____
次の日の朝、超巨大な桃色の壁が、目の前に立ちはだかっていた
その壁の向かい側には確か、キラボシ共和国があったはず…
フブキ「なにこれ……」
マタロウ「いつの間に国境に壁が…」
『これは、Y学園とキラボシ共和国の境目を表しているね…』
私は大きな壁を見つめながら口にした
____
テレビを見ると、早速キラボシ共和国についてのニュースも出ている
《本日、キラボシ共和国のエルナ大統領は、全国民に、毎日15日にイチゴケーキを支給するという、"スイーツ法"の制定を発表しました
エルナ大統領は、髪型やメイクが決まらなかった日は休んでいいとして、"テヘペロ休暇"の導入を発表しました》
エルナ《キラボシ共和国は、税金なっしんぐでオーケーで〜す！
CD買ってくれた人は、エルナと握手できるよぉ〜♪》
ここまでの経緯を、生徒会の会議室のスクリーンで見た私達
前代未聞の緊急事態のため、ナユさんや、チアキ君とノズチカ先輩もいる
クウカ「国民から圧倒的な支持を集めているみたい……」
マタロウ「支持率99.98%だって！；」
『これは想像以上にまずい事態だね……；』
《あなたは、エルナ大統領を支持しますか？》
《《《ん〜〜〜〜》》》
アナウンサーはマイクを男性たちに傾け、尋ねと、男性たちは考え込むが、
その手に分厚いお金の札束を手渡された途端、手のひらを返すように態度を変えた←
《《《支持しま〜す！エルナ大統領さいこ〜う♪》》》
更に画面が切り替わると、自分の主題歌を歌っているエルゼメキアちゃんの姿が映されている
ジンペイ「やっぱ楽しそうだな〜」
マタロウ「歌って踊れる大統領……推せるっ！///」←
フブキ「推さなくていいから！；」
私達一同は、キラボシ共和国とY学園の境目の壁が建っている場所へと移動する
クウカ「日本にもキラボシ共和国に興味を持ってる人…多いみたい…」
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作者名：スタースト | 作成日時：2021年12月8日 3時
