14話 ページ31
私達はすぐさま4人の元に駆け寄り、無事かどうかを尋ねる
『よかった〜!』
フブキ「怪我はないですか?」
ノズチカ「ああ。アイツが救護部隊を派遣してくれてな」
ノズチカ先輩が親指で差した方向には、ラント君とブルポンが立っていた
ラント「皆、ミッションご苦労だった」
ジンペイ「会長にブルポン!」
マタロウ「あれ?ブルポン捕まってたんじゃ……」
ブルポン「実は、いったんバラバラになったらなんとか抜け出せたよ」
フブキ「そんなこと出来たんだ…;」
ブルポンの少しばかり驚きな情報に、フブキちゃんが半目になる
ラント「……Aよくやった」
突然、ラント君は微笑を浮かべて私に近づくと、
私の頭を優しく撫でてくれた
『ラント君……!///』
多分、ミッション終わりのご褒美だろう
ラント「…っ!」
その時、気配を感じ取ったのかラント君が空を睨み付ける
私達もそこを見てみると、超不機嫌そうな顔をしたエルゼメキアちゃんが宙に浮いていた
『エルゼメキアちゃん……;』
エルゼ「色々やらかしてくれちゃって…
ほんと、Aちゃん以外の地球人マジウザい」
エルゼメキアちゃんは苛立ちの籠った声で言い張ると、ステッキを宙に掲げた
エルゼ「UFOたん!カモーン!」
すると、UFOが舞い降りてきて、円盤が紫色の光を帯び、それはやがて辺りを包み込んでいき____
……気付けば、空一面、無数のエイリアンで覆い尽くされていた
私達の周りを緊張感が支配する
マタロウ「こここ、これは…!?;」
ラント「総攻撃を仕掛けてきたか…!」
『ここからが本番という訳だね……!!』
私達はエイリアン達を見上げてそう口にした
マタロウ「(ついに開始された宇宙からの本格的な攻撃
僕たちはこんな強大な敵から地球を守る事ができるのだろうか……?)」
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年12月8日 3時