11話 ページ28
これならいける……!とフブキは思っていたが…
エルナの一言で状況は一変する
エルナ「でもさ、ちょっと変なんだよな〜」
フブキ「えっ」
エルナ「ねえ」
フブキ「うえっ!?」
エルナはフブキに顔を近づけ顎をそっと上げる
そして、フブキはこの一言で一瞬だけ固まってしまった
エルナ「どうしてエルナチャーミングマッシーンのこんな近くにいて普通にお喋りできてるの?」
フブキ「あっ;」
エルナ「ホントならこんな感じになるのに」
パチンッ
「「エルナ様、続いてのご支持は?」」ビシッ
エルナが指を鳴らした瞬間、
後ろで立っていた男子生徒が一瞬でエルナの前にひざまずいた
エルナ「何か隠してるでしょ?」
フブキ「わっ私、むっ昔から結構鈍感なタイプで……;」
さらに、エルナからとんでもない発言が…!
エルナ「あと、この部屋から………
Aちゃんの匂いがするんだけど…
ナンデ?」
フブキ「……………;;」←石化
黒笑を浮かべるエルナの予想もしていなかった言葉に、
フブキは滝のような汗を吹き出し、石のように固まってしまった
____
[チャーミングマシーン内]
リトル「もう時間がない!……こうなったら!
ワイバーン!」
『分かってるよ!』
このままでは埒があかないと思った私とリトルコマンダーはお互いに頷くと…
私____ワイバーン・ハンターは妖竜刀 飛翔で
リトルコマンダーは銃で、エルナチャーミングマシーンに攻撃し、中を破壊していく
____
チャーミングマシーンから、ビーッ!ビーッ!ビーッ!とけたたましい警報音が鳴り響き、
チャーミングマシーンのパネルは赤く点滅している
チャーミングマシーンの内部破壊に成功したリトルコマンダーと私は中から飛び出していき、元のサイズに戻る
ワイバー・コマン『「ミッションコンプリート!」』
私とリトルコマンダーは、フブキちゃんに向けてグッジョブサインを送った
エルナ「うわぁぁ〜っ!!
……て、Aちゃんそんな所にいたの?!;」
エルナちゃんは眉間にシワを寄せ、私を指差して驚きの叫び声を上げる
私とコマ君は変身を解いて早々、フブキちゃんの方に向く
コマ「逃げよう!フブキさん!Aちゃん!!」
フブキ「オーケー!」
『さっさと逃げちゃうか!』
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年12月8日 3時